午前中5時間は時数確保の苦肉の策

1月12日(日)の静岡新聞に「午前中に5コマの授業をやる学校が増えている」という記事が載っていた。

静岡新聞@Sより

先生方の午後の時間にゆとりができるし、子どもたちも午後に習い事や遊びがたくさんできるから好評だという。

確かに良い面もあるが、良くない面も多い。

例えば、午前中に5時間やろうと思えば、朝、始業と同時に挨拶と健康観察、そして簡単な事務連絡をしたら、即1時間目である。しかし、以前は15分程の朝活動の時間をとっていたのだ。そこでは、曜日ごとに「読書」や「漢字小テスト」「計算小テスト」「学年集会」などをしていた。読書時間確保や基礎学力定着の確認、学年の一体感や自治力アップなどの取り組みを止めたということなのだ。

2時間目と3時間目の間のちょっと長い業間休みを設けていた学校もあった。この時間は友だちとサッカーをしたり、読書やままごとをしたりと、子どもたちが主体的に時間を使える機会だった。実は先生たちも子どもの本読みカードや連絡帳を見たり、教材の印刷をしたり、時には子どもと遊んだりできる大事な時間だった。

他にもマイナス面はあるが、長くなるので次回以降に書こうと思う。

先生方も午前中5時間が良いと思ってやっている訳ではない。英語が入ってきて増えた分の授業時間を生み出すための苦肉の策なのである。

※この内容は様々なことが複雑に絡み合っていて、一方を立てれば他方が立たずという問題である。まだ、次回以降しばらく考えを書いていこうと思う。

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