今の子どもたちには「自然体験」「農業体験」「生活経験」が足りていません。
学校教育は教科書で教えなければいけないことが多く、「体験」はどんどん減らされています。
放課後は「習い事」が目白押しだったり、ゲームばかりだったりで、創造的な時間はなかなか持てません。
親が忙しいので、子どもに「お手伝い」をさせる間もありません。
自然の恵みである梅の実をどうやって食べるのか?一度に食べ切れない場合はどうやって保存するのか?それが「塩漬け」「砂糖漬け」「アルコール漬け」です。
自分で作ると、工夫が見えてくる
「梅干し」なら、「塩の量を減らして減塩梅干しにするには?」「梅の実を小さくして小型の梅干しにしたい」「カリカリ梅干しって、どうやって作るの?」
「梅ジュース」なら、「上白糖じゃなくて、黒糖やてんさい糖でもできるの?」「お酢を入れて、サワーにしたらおいしいのかな?」「シナモンやカルダモン、ジンジャーのスパイス漬けって、体が温まるんだって」
「梅酒」なら、「ホワイトリカーではなく、ブランデーにしたら味が違うらしい」
この考え方が大切なのです。
先人の知恵を知り、さらに工夫をしていく。工夫を重ねていく内に、先人がやったことをいつしか乗り越えていく。
「梅干しor梅ジュースor梅酒作り教室」小さなイベントですが、そんな思いが込められています。