8月2日(日)に番生寺ファミリー農園でえだまめの収穫体験会をしました!
まずは、えだまめについてのレクチャーから。「えだまめって、どうして『枝豆』っていうのか、知ってる?」「枝に豆ができるからだよ。エンドウマメやインゲンマメは蔓に豆ができるんだよ。」「クローバーも豆の仲間なんだよ」
いよいよ、お待ちかねのえだまめ抜き。想像していた以上に力が必要。なかなか抜けない!
えだまめを抜いたら、枝から豆をはずします。
黒マルチの隙間から出てきたコオロギをつかまえるのに夢中。
取れたえだまめをさっそく塩ゆでに。「あまくて、おいしい!」という声がたくさん聞かれました。
新型肺炎の流行で、種まきの時は体験会をすることはできませんでしたが、何とか収穫体験会は開催することができました。
この経験が子どもたちにどんな影響を与えるのか、どんな学びになったのか、それは分かりません。
しかし、実施した者としては、今回収穫して食べたえだまめが「おいしかった」ということを覚えていて欲しいな、と思います。「自分たちが収穫した」からなのか「取ってすぐゆでて食べた」からなのか、「外でみんなで食べた」からなのか、「無農薬、無化学肥料で育てた」からなのか、「そもそもえだまめはおいしい」からなのかは分かりませんが、「食には喜びがある」という経験が人生を豊かにしてくれるのではないかと思うのです。
また、食べるためには、収穫し実を外し選別するという作業が必要だということを体験したことは価値のあることだと思います。虫食いのある豆を捨てるときに「ちょっともったいないな」と思う気持ちを感じたかもしれません。「少し形の悪いえだまめでも食べられそうだな」と思ったかもしれません。「えだまめの実を外すのって、けっこう面倒臭いな」と思ったかもしれません。これらの経験があるかないかで、ただ買ってきてゆでて食べるだけとは違った価値観を持つことができるのではないでしょうか。
次はサツマイモ(安納芋)の収穫体験会を10月頃に実施しようと思います!その際は、ぜひ、ご参加ください!
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