10月17日(日)にパン作り教室が開催されました。
今回の参加者は小2のSaちゃんと年長のRyoくんです。
まずは講師の津田さんから、材料を混ぜる手順を教わります。
材料を混ぜ合わせたらこねます。
思い切りのよいRyoくんは力を入れてグイっとこねます。
慎重派のSaちゃんは初めはそ〜っとでしたが、弟くんのを見てグイっと力を入れてこねることができました。
力が必要でなかなか大変でしたが、生地がこね上がりました。ラップをして、お湯を入れた容器の中で一次発酵させます。
発酵を待つ間、りんごジャムを作ります。
初めてのりんごの皮むきに挑戦です。
Ryoくんはりんごを持って皮をむくのにこだわりました。ケガをしないように慎重に。長い時間がかかりましたが、りんごの皮を丁寧にむきました!その間、お母さんはずっと冷や冷やしながら見守りました!
しかし、皮をむき終えた時のRyoくんのほっとした表情は何とも言えぬ素晴らしいものでした。残念ながら、その瞬間を写真に撮ることはできませんでしたが、こうした経験が「ぼくはりんごの皮がむける!」という子どもの自信を育て、自分でいろんなことに挑戦してみようという子を育てるのです!
お姉ちゃんはりんごをまな板の上に置いて、皮を細かく切り落としていきました。安全に素早く皮を切ることができました!
このように、子どもには、それぞれ個性があります。どちらも素敵です。それぞれの頑張りを認めてあげると、子どもは自信がつきます。
さぁ、りんごを切っている間に生地の一次発酵が終わりました。
「わぁ、ふくらんでる」
この驚きが大切なのです。さっき津田さんから教えてもらったイースト菌によってパンがふくらむ。それを、体験を通して実感することができました。
ふくらんだパン生地をかかげて運んでいます。ちょっと、おふざけ感覚が入っているかもしれませんが、かかげちゃうくらい、うれしかったのかもしれません。
パン生地を5等分します。
切り口を生地の内側に入れ込むようにして丸めます。Saちゃんの手付きはまるでパン職人さんのようです。
丸めた生地を伸ばします。Ryoくんはちゅうちょなく大胆に。Saちゃんは慎重に。
パンの生地にサワークリームを置いて、周りをバラの花びらのように形作ります。
二次発酵の間に、りんごジャムの続きです。りんごの半分の重さの砂糖を加えて火にかけます。
火にかけてしばらくすると、りんごから水分が出てきます。こげないようにかき混ぜながら、煮詰めていきます。
二次発酵が終わったら、パン生地の表面にときたまごをぬって、いよいよ焼きます!
190℃に予熱したオーブンで10〜15分焼きます。
サワークリームが飛び出しちゃいましたが、きれいな焼き色がついて、パンが焼き上がりました。
最後にフルーツをトッピングして、完成です!
かわいいおしゃれなパンが出来上がりました。
この経験が子どもたちにどんな影響を与えるのか、それはわかりません。
しかし、この体験によって、今までは買って食べるのが当たり前だったパンへの考え方が変わるかもしれません。
おいしそうか、おいしそうじゃないかという視点で見ていたものが、このパンはどうやって作ったんだろう?という視点に変化するかもしれないのです。
あるいは、家でまたりんごの皮をむいてみたいと言うかもしれません。お母さんはもうあの冷や冷やは勘弁してほいしと思うかもしれませんが💦
これからも、子どもたちに豊かな体験の機会を提供していきます。
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