CCキッチンの梅仕事教室が6月4日(土)から始まりました!
初日からかわいい姉妹が「梅ジュース作り」に挑戦してくれました!
まずは1kgの梅を水にさらして、金串でヘタを取ります。
この時、お姉ちゃんが「緑の梅でつくるの?」と質問してくれました。
素晴らしい気付きです!
梅ジュースや梅酒は緑の梅で作ることが多いです。黄色く熟した梅でも作れますが、果肉がほぐれて濁りが出ることがあるからです。
それに対して、梅干しを作る時は黄色く熟した梅を使います。緑の梅では、仕上がった梅干しが固くなってしまうのです。カリカリ小梅干しなどは、緑の小梅を使います。
ここで、お料理番組のように、事前に凍らせた梅の実と差し替えます。ご家庭でやる時は、冷凍庫で最低一晩凍らせてください。
4L〜5Lの広口瓶に梅→上白糖→梅→上白糖→梅→上白糖と、交互に詰めていきます。砂糖がこぼれやすいので、瓶の下にお盆などを敷いておくとよいでしょう。
妹ちゃんが「あっ!ミッキー!」と声を上げました。梅の実が3つ並んで、ミッキーのシルエットに見えたようです。
お姉ちゃんが妹ちゃんをサポートしてあげながら、仲良く「梅ジュース」を仕込むことができました!
凍った梅の実が溶け出すと、周りの砂糖が溶けて、その後、浸透圧の関係で梅の果汁がじょじょに浸み出してきます。瓶をゆすって砂糖が溶けるのを促していくと、3週間〜1か月で砂糖が全て溶けて、梅ジュースとして飲めるようになります。
今年の暑い夏は、クエン酸たっぷりの手作り梅ジュースを楽しんでくださいね!
梅ジュースの作り方は、他にもいろいろなやり方が紹介されています。氷砂糖とリンゴ酢を使うやり方や、梅の実に串で穴をあけるやり方などもあります。インターネットなどで手軽に調べられますでの、いろいろと調べてみてください!
梅仕事は6月19日(日)まで体験できます!
ひだまりカフェのCCキッチンでは、6月4日(土)~6月19日(日)まで、定休日の火曜を除く10時~16時の間で「梅干し」「梅ジュース」「梅酒」の梅仕事を体験していただくことができます。もちろん、仕込んだものは、お持ち帰りいただけます。所要時間は1時間程度です。梅の実の準備がありますので、2日前までにお申し込みください。
過去のブログ:梅ジュース作りの科学