賛否万論のキュレーター(ご意見番)に選んでいただいて、2回目の投稿が静岡新聞に掲載されました。
地域で子どもを育てる仕組み作り「放課後ひだまり教室」から、母親の余裕を生み出せないかという意見を投稿させていただきました。
以下、内容を転記させていただきます。
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今の日本の子育ては母親に負担が偏る構造になっており、育休中のリスキリングなど現実的ではないと感じる人がほとんどではないでしょうか。
私は今、「地域で子どもを育てる仕組み」をつくろうとしています。子育てを家庭だけの仕事にするのではなく、地域全体で子どもを育てられないかと。
私は放課後の子どもたちの学習支援を行う宿題塾を開催していますが、そこに地域の方からボランティアでお手伝いに来ていただいています。地域の方は「子どもたちとのふれあいが楽しいから、また来たくなっちゃう」と何度も来てくださいます。子どもたちも地域の方を好きになり、「また来てね!」とお願いする姿を何度も目にします。そして、お迎えにくる保護者の方も、地域の方と顔見知りになり、町で出会ったら親しく話をすることができる間柄になっていきます。
この仕組みづくりを進めていった先に、子育てを家庭だけで抱え込むのではなく、地域で子どもを育てる土壌ができてくると思うのです。地域の多くの人が子どもたちのことをよく知っていて、保護者の困りごとにも力を貸せるようになった時、母親の育児負担が軽減され、リスキリングなどに挑戦しようとする余裕が生まれるのではないでしょうか。
私は、地域には子育てに力を貸したいと思っている人や、その家族の負担を軽くしてあげたいと思っている人がたくさんいると感じています。その人たちの気持ちを、行動に転嫁してあげる仕組みをつくれば、育休中のリスキリングも進むと思うのです。
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今回の投稿を書くにあたり、育休中で春から仕事復帰のMihoさんに「育休中のリスキリングは可能だと思うか?」と質問させていただき、大変詳細なお返事をいただきました。私の投稿より、そちらを載せていただいた方がよいのではないかと思うくらいリアルな内容でした。
私(松浦)は子どもを産んだ訳ではありませんし、自分の娘2人の時も、自分が飲み会を仕切って開催したりして、妻からは「あなたはいいわよね。好き放題に飲み会に行けて」と言われたことを覚えています。
ですので、今回のこのテーマは何をつづろうかとだいぶ悩みました。
「育児中の母親は大変なんだ!」も「いつでも、思い立った時にリスキリングができる仕組みをつくろう!」も、結局他人事で、私がしていることではありません。
やっぱり私は「地域で子どもを育てる仕組み」づくりについて書くことにしました。地域のみんながつながれば、保護者の育児負担が軽減されるのでは?地域のみんながつながれば、新しい仕事に出会うチャンスも増えるのでは?とにかく今は、愚直に地域で子どもを育てる仕組みづくりに取り組んでいこうと思います!
「賛否万論「育休中のリスキリングどう考える?」」への2件のフィードバック