2024年9月21日(土)、ひだまりキャンプ体験教室2409②を開催しました!

数日前から「強い雨が降るかもしれない」という予報があって、21(土)-22(日)の1泊2日の予定を21(土)のみのデイキャンプに変更しての開催でした。

2週続けての3連休。先週のキャンプ体験教室の参加者は子ども3人でしたが、今回は総勢25人。内訳は子ども15人、保護者8人、ボランティアスタッフ2人です。

14時。キャンプ体験教室が始まりました。今日はテント立てをしないので、さっそく川遊びです。この時は曇天どんてん。しかし、気温は30℃。子どもたちは水着に着替えて川に入っていきました。

常連のKくんは釣り竿を持ってきています。すでに2匹目ゲットです。ボランティア参加のHashimotoさんも「すごい!もう2匹目!」と驚いています。

今回、初参加のIちゃんは釣りが初めて。このあとヨシノボリを1匹釣りました!

こちらは常連のAくん。藤枝みんなのミライ楽校さんでやった時にも持ってきてくれた火起こし器をまた持ってきてくれました。

ボランティアのIshikawaさんがおさえてくれています。

この日は3度ほど、火種ができました!

およそ2時間30分、たっぷり川遊びを楽しんだ後の16:30。夕食作りを始めます。

この日もひだまりキャンプ体験教室の夕飯はカレーライスです。

子どもたちに包丁を使わせたいのと、ご飯を炊いて欲しいからです。

子どもたちは意欲満々。さっそくお米ぎと野菜を洗いに駆け出します。

子どもたちの「やりたい!」という気持ちが、この写真からも伝わってきませんか?

4合炊き用の飯盒はんごうにお米4合。容器内側の線までお水をいれます。

カレー用の野菜を切ります。大人はついつい口や手が出てしまいがちですが、ほどほどにね。

上級生チームは自分たちで、

「ねえ、こう切ってもいい?」

「いいんじゃね?」

火を着けよう。まきを並べて、着火剤にライターで火を着けます。さぁ、燃えるかな?

こちらのチームは杉の枝を集めてきました。AちゃんとIちゃんがうちわであおいでいます。

こちらの1年生チームはお父さんがおので薪を割ってくれました。炎が燃え上がっています。

さっきのチームは、うちわであおいだおかげで、大きな炎になりました。

あれ?こちらのチームは火が消えてしまいました。ボランティアのIshikawaさんも見守りますが、なるべく手は出さないようにしてくれています。

私のキャンプ体験教室は「野菜はこう切りましょう」「薪はこう置いて火を着けましょう」という事前指導はしません。

「あれ?カレーの玉ねぎってどう切るの?」

「ライターで着火剤に火を着けたけど、木に燃え移らない」

子どもたちのそういう疑問が大切だと思うのです。

その時、私はたいがい黙って見ています。子どもたちはキョロキョロ回りを見回して他の人がどうやっているのかをさぐり始めます。そう。疑問を持って、自分で解決しようとする。それが探究の第一歩だと思うのです。

こちらのJくんは薪に火を着けようと粘ることおよそ40分。だいぶげているのですが、すぐに消えてしまいます。

「先生、着きません」

「はいね。火はね、すき間がないと着かないんだよ」

木を組みえて、すき間を作ります。

炭になっている部分に杉っ葉を入れて、ライターで火を着けます。

「あとはあおいでごらん」

17:50。辺りは暗くなり始めています。

どのグループもコンロの上にカレーの鍋と飯盒がっています。

「おなかすいた!」

ニンジンがやわらかくなったら、カレーのルーを入れます。もうすぐ完成です。

さぁ、ご飯も美味しそうにけています。

18:30、作り始めて2時間。辺りは真っ暗ですが、ついに夕飯が完成しました。

あっ!まだ無理ムリ!」

「どう?美味しい?」

『おいしぃ〜!』

1年生チームも美味しそうにご飯が炊けました。

火が着くのに苦労したこのチームも18:40、カレーライスが完成しました!

「自分たちで頑張った!」も「大人が手伝ってくれた」も「大変だった!」も「楽勝だった」も全て体験です。どの体験がいいとか、この体験から何を学んだかとか、それはわかりません。

とにかく体験できる場を提供していきたいと考えています。

カレーを食べて、テーブルの上をきれいにしたグループからマシュマロタイムです。

こちらのマシュマロはボランティア参加のHashimotoさんが「子どもたちに」と提供してくださいました!ありがとうございます!

マシュマロ常連さんがマシュマロ初心者さんに食べ方をレクチャー。がす、がさないも経験です!

19:50。今回、最後のイベントの花火です。

ここまで雨粒あまつぶがパラつくことはありましたが、無事にやってこられました。

今回のキャンプ体験教室で子どもたちが何を学んだのか、それはわかりません。

でも、この体験が楽しかったこととして思い出に残り、「またやろう!」となってくれたらうれしいです。

そして、キャンプをやる家族やグループが増えてくれたら、子どもたちの体験が豊かになってくれると思うのです。

今回、こんなにたくさんの参加者さん、ボランティアさんに心を寄せていただいてとてもうれしいです。ありがとうございました。

次回は2024年10月12日(土)-13日(日)再び川根カフェenエンさんを会場に、みんなで川根温泉に入り、ダッキーズさんの大井川ラフティングをします。

参加費が少し高く(15,000円)なってしまうのですが、それ以上の価値があると自負しております。

奮ってご参加ください!

次回、ひだまりキャンプ体験教室2410の募集

前回、ひだまりキャンプ体験教室2409①のブログ

川根で行った、夏休みひだまりキャンプ合宿2024のブログ

藤枝みんなのミライ楽校で行った、ひだまりキャンプ体験教室2405のブログ

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