夏休みひだまり教室を2025年7月28日(月)〜8月29日(金)の平日24日間開催しました。

のべ377人の子ども(1日平均14.0人)が利用してくれました。

五和ごか小学校、金谷かなや小学校、島田第一小学校、初倉はつくら小学校、藤枝市立青島あおじま小学校、川根本町立三ツ星みつぼし学園、金谷中学校、島田第一中学校、および里帰り中の子どもたちも利用してくれました。

異年齢、異学校の子どもたちが一緒に勉強したり、一緒遊んだり。仲良く過ごしてくれました。

コンスタントに通っていた子たちは、おぼん前には宿題をほぼ終えていました。一部、夏休み終盤に宿題の〆切に追われる子もいました。「読書感想文だけ」という利用の仕方をしてくれた家庭もありました。

ボランティア参加

島田市市民活動センターが主催した『島田市中高生1Dayワンデイボランティア』を通じて、のべ10人の中高生がボランティアとして子どもたちの宿題の見守りや遊び相手をしてくれました。小学生の頃、このひだまり教室に通っていた子が、高校生になってボランティアとして手伝ってくれるという嬉しいできごともありました。

また、のべ12人の大人が無償ボランティアとして、お手伝いをしてくださいました。

ありがとうございます💞

福祉ふれあい交流スポーツ大会

8月7日(木)。島田市社会福祉協議会さんが主催する『金谷福祉ふれあい交流スポーツ大会』にひだまり教室から10人の子どもたちが参加しました。

ひだまりハウスから会場の「かなうぇる」まではコミュニティバスを利用して、ちょっと冒険気分も味わいました。

会場では、他団体の人たちとチームを組んで「リアル野球盤」と「ボッチャ」をして、ふれあいを楽しみました。

レジン工作体験

島田市金谷にお住まいのLeialohaレイアロハ(@leialoha2017)さんがひだまりハウスを会場にレジン工作体験を開催してくれました。

今回はコースターの上に、貝殻や砂、海洋生物のフィギュアなどを載せて、レジンという液体を流し、特殊なライトを照射して固めるというクラフトを作らせていただきました。

みんな、自分だけのオリジナル作品が完成してにっこり!素敵な体験をさせていただきました。

この御縁ごえんで、冬休みにはHappyWaveハッピーウェイブ(@happywave0825)さんからサンドアート体験をさせていただけることになりました。

なんでやねんスゴロク体験

アドボケイト(子どもの権利の代弁者)の研修を受けたOhishiさんが、『なんでやねんスゴロク』をひだまりハウスに持ってきて、子どもたちとやってくれました。

『なんでやねんスゴロク』とは、子どもの権利条約関西ネットワークさんたちが、子どもたちと一緒に作り上げた『権利』について考えるきっかけをくれるスゴロクです。

8月14日(木)、15日(金)、19日(月)の3日間開催しました。

「夏休みは休みなのに宿題がたくさんある」『なんでやねん!』

「大人の『ちょっと待って』は長い」『なんでやねん!』

と、カードのコメントを読んでは『なんでやねん!』とツッコミを入れるのが楽しいのですが、そのコメントの奥には『子どもの権利』に関する深い示唆しさがあるゲームです。

ご寄付もいただきました

伊久美の土間deどまデ(@doma_de2024)さんからは、たくさんの文房具やシールなどのご寄付をいただきました。ありがとうございます💞

夏休みひだまり教室への思い

夏休みひだまり教室は平日の朝7:30には開錠しています。なぜなら8:00までに職場に着かなければならない保護者さんもいらっしゃるからです。

また、朝起きる時刻が遅くなりがちな長期休暇でも、ひだまり教室へ通うことで子どもの生活リズムを維持することができたらいいのではないかと思っています。

ひだまり教室で学習をすることで、学校の授業で理解不足だったところを自分のペースで補えるのも大切な時間だと思います。

ひだまり教室は保護者の就業状況は関係ありません。希望者は誰でも受入れています。また、年齢や学区の制限も設けていません。距離が遠すぎて無理という場合はあるでしょうが、こちらから制限するということはありません。

ですから、異年齢・異学校の子とも知り合って友達になれる良い機会になっていると思います。

課題とか野望

ひだまり教室で暇を持て余してしまう子がいるのが現実です。「暇な時間」も大切だとは思いますが、「制約がない中で、暇な時間を選択する」ならいいのですが、「制約があるから、やりたいことがやれずに暇だ」という状態があります。自由に出掛けられませんし、付き添えるスタッフがいる訳ではありません。おもちゃにも限りがあります。調理体験とか木工工作とか、子どもたちにもっと体験の場を提供したいという思いはありますが、材料を購入したり調達したりする余裕がありません。

ひだまり教室にもっと地域の人に来て、子どもたちと一緒に過ごしていただきたいな、という希望があります。それが子どもたちにとっても、地域の大人にとっても素敵な時間になるのではないかと思っています。そのためにはPR活動をもっとしていきたいと思います。「地域で子どもを育む仕組み」を作り上げたいと思います。

長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。今後もひだまり教室をご支援ください🙏💞

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