2025.9.12(金)
【みんなで考える、不登校の向き合い方】が開催されました😃


ふじのくにNPO活動支援センターさんからコーディネートを依頼されて、テーマをかん「不登校」と設定し、静岡市で居場所を主催されている方、不登校児の保護者さん、不登校を経験しカフェバリスタとなった若者に登壇を依頼して行いました👌


「不登校=問題」とするのではなく「気づき」と捉え、私たちが教育や社会のあり方を考えるきっかけとのるよう話し合いをしました👍


保護者さんからは「学校は『当然行くもの』と思っていたから、我が子が『行きたくない!』となった時はショックでした。引きずって車に乗せて学校まで無理矢理連れていったこともあります。でも、不登校がなかったら出会えなかった人たちに出会えたり、『拠り所休巣(きゅうす)』をやろうとも思わなかっただろうから、今は感謝している」と発言がありました。


不登校を経験した若きバリスタからは「学校に行く行かないで親と取っ組み合いをしたこともあった。でも、自分は自分でどう生きていくかを考えた時に、高校の頃からバリスタを始めた。それに挑戦させてくれた親に感謝している。子どもはきっと自分で生きていく力を持っている。親は心配して失敗しないように先回りをするのではなく、伴走して、どこかのタイミングで手を放してあげることが大切だと思う」


静岡市の居場所主催者は「不登校や引きこもりは、学校に合わせようとして我慢して我慢して、でも行けなくなってしまったのだ。そんな子どもたちにきみのまんまで受入れられる場所を提供したいと思ってやっている。」


私は「学ぶ場所が選べるようになって欲しい。既存の学校に行かないと、学べる場所が極端に少なくなってしまう。フリースクールやオルタナティブスクールも、現状では経営が成り立たないし、通わせられる家庭ばかりではない。そのあり方を変えていかなければ」と発言しました。


その後、来場者様からも発言をいただきました。「学校を辞めてトラックの運転手になりたいと言っているのだか」に対して「いわゆる学校の勉強はやろうと思えばいつでもできる。でも、大切なのは『やりたいこと』に取組むことではないか。ただ、やってみたいと思っいることも、『外から見ていた景色と、中に入ってから見える景色は違うことがある』ということは心に留めておいた方がよい」と若きバリスタが答えてくれました。


他にもたくさんの発言をいただき、参加者それぞれの心に響くものを受け取ることができたと思います。それぞれがこれを持ち帰り、それぞれの地でこの考えを広げていくことが、新たな教育や社会を作っていく力になると思います!

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