2021年11月15日(月)、みらい&アカデミーさんとの体験会「島田市の魅力が詰まったご当地グルメを開発しよう!」の3回目が開催されました。
第1回は「島田市にはどんな魅力があるか?」第2回は「どんなご当地グルメを開発する?」に続き、それぞれの家庭で試作品を作っての3回目で、今回のテーマは「ご当地グルメの開発状況を発表しよう」でした。
それぞれが家庭で作ってきた試作品について、「こだわった点」と「食べてみての感想」を発表し、互いに質問や感想を交流しました。
6年生のHさんは「お茶パウンドケーキ」
粉末茶を練り込んだ生地が固すぎて、水を加えて軟らかくするのが大変だったそうです。完成したパウンドケーキは、家族の評価ではゆるくなると考えて、知人に食べてもらったそうです。食べた人の評価によると「おいしかった」とのことでした。
5年生のTさんは「抹茶スフレパンケーキ」
メレンゲ状に泡立てた生地に抹茶を混ぜ込んで焼きましたが、ちょっと焦げ色が濃くなってしまったのが反省だったそうです。しかし、たっぷりのホイップクリームの上に抹茶をたっぷりかけて、「お茶」の存在が強調されています。
6年のYさんは「ホット抹茶ラテ」
第2回の最後には「眠気スッキリの濃いお茶ジュースを作りたい」と言っていましたが、予定変更。おいしいホット抹茶ラテを作りました。たっぷりのホイップクリームの上にふりかけた抹茶がお茶感を高めています。
中学1年のIさんは「抹茶パンケーキと抹茶白玉のゼンザイ」
抹茶を入れたパンケーキと抹茶入りの緑の白玉、抹茶を入れない白い白玉を作りました。市販の抹茶アイスとウエハースも添えています。アンコを買うためにダイソーに行ったら見つけた「顔」を白玉に貼りました。もうそこにしか目が行きません。
4年のYさんは「抹茶味ポップコーン」
ホワイトチョコレートを溶かして、抹茶キャラメルソースを作ろうとしたのですが、アメ状に固まってしまって、ポップコーンとうまく混ざりませんでした。それでも、何とかポップコーンにからめて食べてみたら、おいしかったです。
4年のAさんは「抹茶マカロン」
大好きなマカロンでしたが、いざ作ってみたら難しかったです。粉末茶を混ぜる前に、フライパンで乾煎りして、お茶の香りを強くしました。完成した生地の食感にいまいち納得がいきませんでした。
1年のTさんは「抹茶キャラメルソースのポップコーン」
抹茶キャラメルソースの味見をしたら苦かったので生クリームを追加してみました。ソースがゆるくてカリッとしなかったので、どうしたらカリッとできるかが課題でした。
3年のAさんは「お茶クッキーマカロン」
お茶マカロンを作りたかったけれど、マカロン生地が難しかったからお茶クッキーにしました。そして抹茶ガナッシュクリームをはさんだらとってもおいしかったです。
4年のKさんは「抹茶タルト」
少しバターが多かったけれど、抹茶の苦みを抑えて、子どもも食べられる抹茶タルトを作ることができました。
2年のHさんは「お茶チャーハン」
チャーハンに抹茶パウダーを入れました。お茶のよい色が出ましたが。でも、お茶の味はあまりしませんでした。抹茶パウダーのおかげで、パラパラのチャーハンができました。
松浦は「お茶スープラーメン」
塩味タンメンのスープに粉末茶を混ぜました。鶏だしスープにお茶の香りと渋みが感じられるラーメンになりました。想像していたよりもおいしいと感じました。ただ、水菜の苦みが粉末茶の苦みで強調されてしまうので、別の食材に変えた方がよいです。
次回が最終回
次回11月22日(月)が「島田市の魅力が詰まったご当地グルメを開発しよう!」の最終回になります。次回までに、
① ご当地グルメを完成させる
② 魅力が伝わるポスターや動画を制作する
を各家庭でやってきます。
大人になって仕事をするとき、自分の提案したいことをしっかりと人に伝えるというスキルはとても重要です。今回は「島田市の魅力が詰まったご当地グルメを開発しよう!」という課題に挑戦することによって、
① 島田市の魅力は何か、改めて見つめ直し、
② その魅力を「ご当地グルメ」として、どうすれば人に伝えられるか考え、
③ 自分のこだわりの入ったご当地グルメを実際に試作し、
④ ポスターや動画にして、他の人にアピールする。
ということを経験しようという訳です。
みんな、一生懸命に試作品に取りんでくれましたから、あとは最後の仕上げです。がんばって自分の提案したいことをポスターや動画として、まとめ上げてほしいと思います。
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