第1回 しゃべりたくなる英語クラブSOJI

「しゃべりたくなる英語クラブSOJI」の第1回が開催されました!

英語に親しむ

まずは英語に親しむために、英訳絵本の読み聞かせです。

ありがとうの本 The book of thank you

「ありがとうの本」は英語クラブSOJIの講師である小澤さんが英訳した絵本です。

いないいないばあ Peek a boo

次は小澤さんが「Peek a booピーカブー(いないいないばぁ)」を読みました。Aさんも「Peek a booピーカブー」をやってみます。

家に帰ったら

今日のテーマは「家に帰ったら」です。日本では「ただいま!」「おかえり!」が挨拶ですが、アメリカではそういう習慣はないそうです。

子ども:Hiハイ! Mamyマミー.

お母さん:Heyヘイ! Howハウ wasワズ yourユア dayデイ?(今日はどうだった?)

というように会話が始まるのだそうです。

日常に使う英語

応え方は、Itイト wasワズ ○○○.

○○○にはfineファイン(気分が良い)やsoソウsoソウ(まあまあ)など、その時の気分を表す言葉が入ります。

Aさんに、今日の一日を思い出してどんな気分が当てはまるか聞いたところ、

Aさん:Itイト wasワズ alrightオールライト.

と応えてくれました。

その理由を日本語で聞いてみると、

Aさん:「体育は面白かったんだけど、給食に出たアプップルパンがあまり好きじゃなかったから」という応えでした。

「体育が面白かったから」は、この日のレッスンシートに例示してあったので、

Aさんに、Becauseビコーズ P.E.ピーイー wasワズ funファン.と読んでもらいました。

スマホを活用!

そして、スマートフォンを取り出して、グーグル翻訳ほんやくを開き、Aさんに手渡します。

私:「『アップルパンは好きじゃない』って、スマホに向かってしゃべってごらん」

Aさん:「アップルパンは好きじゃない」

すると、スマホ上に「Iアイ don’tドント likeライク appleアップル breadブレッド.」と表示されました。

グーグル翻訳を利用

スピーカーマーク🔊をクリックすると、英語で読み上げてくれます。

もちろん、グーグル翻訳ほんやく万能ばんのうではないことは承知しょうちしていますが、身近なツールとして利用できるようにしたいのです。しかも、先生から教えてもらうのではなく、自分で調べるというスキルを身に着けさせたいのです。自分のスマホを持ってる子は少ないですが、ほとんどの保護者は持っています。子どもが「英語で何というのだろう?」と疑問をもったときに、保護者のスマホを借りて調べるようになったら、英語が身近になると思っています。しかも、近い将来に、子どもたちがタブレットパソコンを持ち帰るようになれば、そのタブレットパソコンの活用の一つになります。

英語を書き写します

レッスンシートの裏面に英語用の罫線けいせんを印刷してあります。そこにIアイ don’tドント likeライク appleアップル breadブレッド.と書き写します。

子どもは「英語がしゃべれる」というのもうれしいですが、「英語が書ける」というのもうれしいことで、学習の意欲向上につながります。しかも、書き写しながら、単語一つ一つの意味も確認することができます。

私「breadブレッドって何だと思う?」

Aさん「えっ?breadブレッドって何?」

私「appleアップル breadブレッドって書いてあるね。appleアップルは?」

Aさん「りんご」

私「そう。じゃあ、appleアップル breadブレッドは?」

Aさん「え!じゃあ、パン?」

私「そう!」

学んだことを身に着けるために

カードゲームで神経衰弱

第1回の今回は「気分を表す言葉」を自作トランプにして神経衰弱しんけいすいじゃくをしました。トランプにはgreatグレイト, fineファイン, soソウ niceナイス, soソウsoソウ, notノット goodグッドなど13種類の気分を表す言葉が書かれています。それを裏返して散らばせて、2枚めくって同じ言葉なら、そのカードがもらえるというゲームです。

このゲームは、めくったカードを必ず声に出して読むことができます。そして、そのカードがどこにあったかを暗記しようとするので、自然と言葉も覚えられるという寸法です。

また、同じカードを引き当てることができたら「Good jobグッジョブ!」や、たまたま偶然に同じカードを引いたら「Lucky!ラッキー」など日常の会話で使える言葉もトランプゲームをしながら伝えることができます。

このように、学んだことを遊ぶように身に着けられる工夫を用意しています。

英語がしゃべりたくなる

子どもは新しく学んだことは使ってみたくなります。

家に帰ってさっそく「Hiハイ! Mamyマミー.」と使ってみたくなることでしょう。

そして、家族で「Howハウ wasワズ yourユア dayデイ?」と質問し合ったら素敵だと思うのです。大人は「英語なんてわからないよ」と言わず、スマホを出してグーグル翻訳ほんやくで子どもと一緒に調べて欲しいと思います。

日常の場面で使いたくなる英語。それが英語をしゃべりたくなる一番の近道だと思います。

しゃべりたくなる英語クラブSOJIの募集ページ

ありがとうの本朗読動画(2:29)

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