子どもたちななぜ勉強が嫌いなのか?
それは「何のために勉強するのかが分からないから」だと思います。
文字が書けなければ困るし、お金の計算ができないと困るので勉強するのは分かりますが、
「解の公式」をなぜ暗記しなければいけないかわかりません。「自由落下の速度の公式」を暗記しなければならない理由が分かりません。
理由が分からないまま、「とにかく覚えておけ」と言われて、それを強制されているのです。
良かれと思ってひかれた線路
日本の学校の勉強は、積み上げ式に基礎から発展へと、良かれと思ってひかれた線路です。それを順番に理解して積み上げていけば、大学卒業までには大量の知識を取得することができます。
しかし、残念ながら、その途中でやる気を失って、勉強から離れていってしまう子どもが少なくないのです。
逆からたどってみたら
「みらい&アカデミー 小学生ラボ!」が提供しようとする学びは、まさにこれを逆からたどってみようという取組みです。
将来、働き始めた時に直面するであろう課題を、子どものうちから考えてみよう!というものです。
ハ○ピーセットを考えよう
例えば、「マ○ドナルドのハ○ピーセット。どんなものをセットにしたら良いかを考えよう」という課題が出されたとして、
・自分だったらうれしいもの
・他の子はどんなものが好きかアンケートをとってみる
・そのセットは原価いくらで作れるのか
・利益を何%載せて、いくらで販売するのか
・何個売れると予想して、何個生産するのか
・自分が考えたハ○ピーセットをチーム内で提案して、採用を勝ち取るプレゼンをしよう
そんなことを子どものうちから経験したら、「算数って大事なんだ」「プレゼン力って大事なんだ」ということが分かります。
でも学校では
でも、学校では、そんなことは教えてくれません。「自分が黒板で解いたやり方を、みんなに説明してください」ばかりです。黒板に書かれているのですから、見れば合っているのか間違っているのかすぐ分かります。それなのに「説明する力は大事だから」と、わざわざ説明させようとするのです。しかし、そんなことをさせるから、子どもはますます勉強も発表も嫌いになります。
イラスト入りTシャツを作ろう
例えば、子どもたちに「自分たちでイラストを描いて、それをTシャツにプリントして販売しよう」という課題を出したらどうでしょう。
「絵が上手」な子のTシャツが売れるとは限りません。「下手かもしれないけど味がある」という絵のTシャツが売れるかもしれません。
企業コンサルタントから教育へ
今回、「小学生ラボ!」を開校する「みらい&アカデミー」さんは企業コンサルタントを行う会社「プレジデント」が母体です。企業コンサルタントを行う中で、今の日本の教育に足りないものに気づき、それを提供しようと「みらい&アカデミー」を設立されました。
松浦は賛同します!
学校教育を20年やってきた私(松浦)も、「学校教育だけでは人を豊かに育てられない」と考えて、教員をやめました。そして、「みらい&アカデミー」さんが提供しようとしている教育の価値に賛同し、何度かコラボさせていただいています。
子どもにやらせるなら「みらい&アカデミー 小学生ラボ!」
受験に対応する学習塾やタブレット教材は数多くありますが、そんなことを子どもにやらせて、ますます勉強を嫌いにさせるようなことはやめましょう。
全国の小学生同士がつながって、仕事について様々な経験をして、「だから勉強が必要なのか」「社会に出てわくわくする仕事をやってみたい!」という子を育てる仕組みが遂に提供されるのです!
この動きに気がついている人は、日本でまだ少数なのではないでしょうか?この情報を受け取った人は本当にラッキーだと思います。
日本全国で定員120人(1クラス12人×10クラス)。乗り遅れたら、もったいないですよ!
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