基礎基本の定着

ある日の漢字ノート

「基礎基本の定着」は学校の重要課題ですが、その達成はなかなか難しいです。

以前のブログ(2020.1.15)※1に書いたように、学校の教育内容は多すぎます。そして、主体的・対話的で深い学びを目指せば、進度を上げることも難しいです。その結果、ドリル学習などの定着の時間は家庭学習に任されるようになっています。

先生たちの苦悩

先生たちも、ただ家庭に任せては申し訳ないと、いろいろ工夫をしようと思いますが、それがまた労働時間を長くします。

提出された宿題を丁寧に見ようとすると、子どもと関わる時間がなくなります。

学力が定着していない子がいることは分かっていますが、休み時間も放課後も、その子の学習を見てあげる時間はなかなかとれません。

保護者の戸惑い

宿題の丸付けを保護者に任せる学校も出てきました。先生方の負担を減らす効果もありますし、子どもの学習の定着を保護者が知る効果もあります。

しかし、保護者はどのように丸付けをしたらよいのか分からないというのが正直なところです。

決して「丸付けなんてどうでもいい」とは思っていません。もちろん「勉強が分かって、人生に困らないようになって欲しい」と思っています。しかし、子どもにどう接して、どう丸付けしたら学習を定着させられるのか分からないのです。そして、叱ったり喧嘩になったりして、子どもも親も宿題が嫌になります。

放課後ひだまり教室で目指す基礎基本の定着

以前のブログ(2020.1.4~)※2で書いたように、宿題をしっかりとやれば学力はアップします。ポイントは

  • 丁寧に
  • 少し時間を開けてやり直す
  • 予習に挑戦
  • 良い文章を音読

です。

そして、放課後ひだまり教室では、

  • わからないところを即解決
  • 異学年での教え合い
  • 達成感を感じるまでしっかりと

このブログの画像にあるように、漢字の書き取りもかなりたくさん直します。子どもは「えー!こんなに直すの?」「めんどくせぇー!」と言いますが、直したノートを見直させるとまんざらでもないという表情をします。

そして、宿題をしっかりやっていくと学習は楽しくなってきます。「早く帰って宿題やりたい!」と言い出す子も何人もいました。

放課後ひだまり教室では、学校でなかなか取り組めない基礎基本の定着に取り組みます。宿題を楽しいと感じる子は、保護者が苦労しなくても、少し見守ってあげるだけで頑張っていけるようになります。

※1
※2

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