積極的には教えません

放課後ひだまり教室の説明には、「子どもが宿題をするのを見守ります。」と書いてあります。

もちろん、ただ見ているだけではなく、丸付けもしますが、伝えたいことは「積極的には教えません」ということです。

子どもたちが試行錯誤(しこうさくご)しながら身に付けることが大切だからです。

キャンプ体験教室で1,000円いただく訳

キャンプ体験教室でも、私はあまり動きません。自分でも「これで参加費1,000円もらってもいいのかな?」と思うことがあります😅

ここでも、私は見守っています。テントを張るのに手間取っていても、動きません。試行錯誤しながら身に付けることが大切だからです。

「魚釣りがしたい」と意気込んでいたHaruくんが釣れなくても、放っておきます。なぜなら、彼は試行錯誤しているのですから。

そして、あきらめかけた時に動きます。

竿(さお)で魚を誘うように動かしてごらん。こういうふうに。」

そして30分で6匹釣れました。

勉強もキャンプも、一人でだってできます。でも、時々、困ることに出くわします。その時に試行錯誤して自力で解決することもあるのですが、解決できないと「あきらめてしまう」ということが往々(おうおう)にしてあるのです。勉強でわからないと「もう嫌!」となります。魚釣りも「おもしろくない」となってしまいます。

私は、その時にさりげなく支援ができるようになりたいと思っているのです。そして、そこに1,000円を払った甲斐(かい)があったと感じて欲しいのです。

ボランティアスタッフで参加してくれたMiyukiさんも、「自分で火を()き付ける」というミッションをもって参加していました。しかし、なかなか(まき)に火が着かず、30分ほど(ねば)った時に、やっと火が着きました。でも、たまたま着いたのであって、次回また挑戦しても苦労しそうです。

私は「Miyukiさん、明日の朝も火を着ける?だったら、その時にコツを教えるよ。」と言って、翌朝、(まき)井桁(いげた)に組むことを教えました。

私も「渓流(けいりゅう)釣り(アマゴ)」に挑戦したことがあります。本を買って、ネットで調べ、動画を見て、道具をそろえ、遊漁券を買って、朝の5時に川根の渓流に入りました。3回挑戦しましたが、釣果(ちょうか)(ゼロ)禁漁期(きんりょうき)になって、それ以降2年間やっていません。なぜ釣れないのか、何がいけないのか、さっぱりわからないのです。こんな時に、渓流釣りの経験がある人から教えてもらえたらなぁ、と思うのです。

今までの学校教育方法は

「最初に教えて、その通りにやってみれば(なん)なくできるから、このやり方を覚えよ」というのが、長年、日本の学校がやってきた教育方法です。しかし、それでは試行錯誤(探究)する楽しみも、成功する喜びも、学びの必要感も感じられません。それどころか「やらされている」という嫌悪感(けんおかん)すら(いだ)かせてしまっているのが今の学校です。

私(松浦)は教員をしながらも、山登り、釣り、沢登り、キャンプ、バーベキュー、スキー、スノーボード、アイススケート、スキューバダイビング、ランニング、菜園、料理など多趣味にいろいろやってきました。そんな経験をサポーター(支援者)として伝えていきたいと思っています。そして、私自身も新しいことに挑戦していきたいと思っています。

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