不登校 支援の在り方は?

静岡新聞の賛否万論「不登校支援の在り方は?」に、私(松浦)の投稿を掲載していただきました。

自分で読み直してみると「あれがない」「これも不十分」「財政支援も難しい」という悲観的な文章でしたね💦

多様な学びの場の一つを作ろうとして「フリースクールひだまり教室」を開設していますが、誰かの助けになることを願っています。

以下、本文を転記します。

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今の日本は「学校に登校しない」ということを選択すると、学びの場が極端に少なくなる。

教育支援センター(適応指導教室)に、教員資格を持つ職員が常駐しているところばかりではないし、その職員が常に子どもたちの学習を見守れる訳でもない。フリースクールの数も少ないし、費用は決して安くはないので、そこへ通える子ばかりではない。インターネットを利用したオンライン学習塾ができてきたが、画面越しでは支援が十分に届かないこともある。家にいる子が多いとは思うが、ホームティーチングといえるほど手厚く子どもの学習を見られる家庭ばかりではないし、その支援体制もほとんどない。

日本には、いわゆる普通の学校ばかりではなく、もっと多様な学びの場が必要である。そして、そのどれを選択してもよいし、組み合わせてもよいという仕組みを構築すべきである。そのためには、家庭へも、学びの場へも財政的な支援が必要であるが、そこが難しい。

フリースクールひだまり教室について

静岡新聞「賛否万論」に掲載していただきました」への3件のフィードバック

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