炎よ燃えろ!

9月に計画していたキャンプ体験教室は、2回とも荒天のため実施できませんでしたが、10月のキャンプ体験教室は雨に降られることなく実施することができました!

今回の参加者は、子ども8人、大人3人の計11人。内訳は、子どものみ参加7人(送り出してくれた家族5組)、家族参加1組2人、ボランティア参加1人、主催者1人。

主催者(松浦)が会場に到着すると、Mさんファミリーがすでに到着していました。Mさんファミリーはキャンプ体験教室参加が4回目。今回は、Aiちゃんが主になってテントを立てるのだそうです!お父さんは、なるべく手を出さずに見守ります。

こちらは、今回がキャンプ体験教室初参加の6年生2人。

この2人はテントを組み立てるのも初めてですが、私(松浦)はテントの立て方の指示を出すだけで、手は出しません。子どもたちで力を合わせてテントを組み立てます。

こちらは、子どもだけ参加で4回目のチーム。ぞくぞくと参加者が集まってきます。

こちらのチームはテント立ても慣れたもの。私(松浦)は「テントこれね。場所はここにして」と声を掛けただけ。あとはもう自分たちでやれます。

初参加の2人はテントが完成。次はテーブルとコンロです。
「先生、これ、入りません。」
「まあ、そのうち入るよ。」

あきらめず、試行錯誤すればできるということを伝えたいのです。

「あっ、入った。」

そして、2人のキャンプサイトが素敵に出来上がりました!

Mさんファミリーのサイトも完成。次はAiちゃんが薪割りに挑戦です。

サイトが完成したら、夕飯準備まで自由時間。さっそく童子沢川わっぱざわがわに入ります。

「ヤゴ発見!」
「え?ヤゴって何?」
「ヤゴってトンボの幼虫!」

自然の中で思い切り遊ぶから、本物の体験ができます!

「カニ発見!」
「本当だぁ。ちっちゃい!」

キャンプができる都市公園「童子沢わっぱざわ親水公園しんすいこうえん」の価値をもっと発掘していきたいですし、ここを活用して子どもたちに自然の中で過ごす素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

秋の日はつるべ落とし。16時。暗くなる前に夕飯の準備に取り掛かります。前回は日帰り参加で、今回が初宿泊参加となるAhちゃんも張り切って調理をします。

今回の夕飯は、なんと「カレー」「クリームシチュー」「ビーフシチュー」「ハヤシライス」から選べます!

大きめの鍋にジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛肉を煮込んで柔らかくし、その後、小鍋に分けて各自の希望によって「カレー」「クリームシチュー」「ビーフシチュー」「ハヤシライス」のルーを入れて味付けをするのです。

実は、事前に「キャンプの夕飯、何にする?」と質問した時に、「カレーが食べたい!」という子と「カレーはいや!」という子がいたので思いついたアイディアでした。

自分で選べるっていうのも何だか楽しいですね!実際は、みんなちょっとずつ交換し合いながら、いろんな味を楽しむことができました。

キャンプ初挑戦の2人はビーフシチューにすることにしました。飯盒はんごうの中にはお米2ごうが洗ってひたしてあります。

そして、野菜の皮むき。

この頃、友人のTomohideさんが駆けつけてくれました。

「おお!やってるな。頑張れ、頑張れ!おいしい夕飯作ってよ!」

野菜が切れたら火にかけます。火力を上げなくちゃ。

「おお!火が大きくなった!」

けむりが目にしみる!」

こちらのご飯とビーフシチューが完成したのは17:40頃。だいぶ暗くなっていました。

「お~いしい!」

「おいしい!」

ご飯は水が多くてちょっと柔らかくなってしまいましたが、ビーフシチューは完璧!2人ともおかわりしながらたくさん食べました!

Aiちゃんは、自分で細かく割った薪に火をつけます。こちらは二次燃焼ストーブ。煙が少なく火力が強いのが特徴です。炎の様子も違います。まぁ、そんなことにこだわるのは大人ばかりかもしれませんが…。

この後、この火を利用してお湯を沸かし、トンカツ&カレーメシがMさんファミリーの夕食でした!

夕飯の後のお楽しみ。焼きマシュマロのチョコレートフォンデュ。

そして、今日はもう一つ、焼きいもです!

今回、初宿泊参加のAhちゃんのおじいちゃんが、御自身の畑で栽培したジャガイモとサツマイモ、カボチャを提供してくれたものでした。ジャガイモもお夕飯に使わせていただきました。ありがとうございました!

食べ終わった食器の片付け。寝る前にやっておかないと、野生動物が近寄ってきてしまうかもしれません。みんなで協力したから、手早く片付けができました。

片付けを終えた初キャンプ2人は焚き火タイムに突入です。木をくべて、うちわであおぎ、炎を眺めます。子どもだって炎のゆらめきに感じるものがあるのでしょう。あきることなく、じっと見つめていました。

20時を回りましたが、眠っちゃうなんでもったいない。「夜のお楽しみはこれから!」と言わんばかりに、謎のライブが始まりました。即興で作った歌に、即興の踊りで大盛り上がり!この日、一つの音楽グループが結成され、そして解散しました!🤣

22時。御自身のお酒のおつまみにトンテキを焼いていたTomohideさんの周りに子どもたちが群らがります。

「ちょうだい!」「ちょうだい!」「小腹こばらいた!」

「おいおい、マジかよ。はいよ。ちょっと待ってよ。みんなにやるから(笑)」

買ってきたトンテキはほとんど子どもたちに食べられてしまいましたが、Tomohideさんは笑顔です。ありがとうございました!

翌朝6時過ぎ。一番最初にテントから出てきたのはAiちゃん。初キャンプの2人も、寝袋で寒くなく寝られたそうです。

外は肌寒いので、さっそく火をつけます。

4回目の常連チームも起きてきました。Ahちゃんは、家族と離れての初キャンプの夜を無事に乗り越えました。

木に火がまわるまで、先にテントの撤収をします。今日は午後から雨予報のため、いつ降り出しても大丈夫なように備えます。

Mさんファミリーの朝食は背割りコッペパンとスープです。この日はお住いの地域の行事があるそうで、早めの撤収となりました。

テントの片付けも終わり、朝食準備に取り掛かります。Keiくんは包丁を上手に使って、ニンジンを薄く切っていました。

朝食は焼きそばとコンソメスープ。

「え?焼きそばにタマネギって入れるの?ウチはタマネギ入れないよ!」

「え?タマネギ入れるのってフツーじゃない?入れるよねぇ!」

それぞれの家庭で作り方が違うということを知るのもよい経験です。

「ねぇ先生、どうする?タマネギ入れる?入れない?」

「君たちで話し合って決めなさい」

「タマネギ余ったらどうするの?」

「先生が持って帰ってもいいよ」

みんな違って当たり前。それをどう共存していくか。こんな小さな課題の積み重ねが大切だと考えています。

焼きそばとスープが完成しました。ちなみに、この焼きそばにはタマネギが入っていません!その分、スープに多めにタマネギが入っています。

こちらの2人の焼きそばにはタマネギが入っています。どちらのグループもおいしかったそうです!

今回のキャンプ体験教室は前日が雨。2日目の午後から雨予報でしたが、幸いにも雨に降られずに開催できました。

参加4回目の常連さん、初キャンプの2人、友達と一緒にテントで泊まりたいという念願が叶った子、それぞれにどんな学びがあったのかはわかりません。でも、それぞれが友達と関わりながらテントを立て、食事を作り、一緒に遊び、自然の中にどっぷりと浸かる経験を、楽しかったこととして記憶して、自分を信じて生き抜いていく力にしていって欲しいと願っています。

キャンプ体験教室を2020年7月から開始し、18回計画して荒天中止などもありましたが、12回実施することができました。参加者はのべ129人になりました。「次はいつ?」「また参加したい!」「もちろん参加する!」「参加してみたいんだけど、スポ少が…」いろいろなお声をいただいていますが、キャンプ体験教室の認知が広がり、参加してみたいという声が私に届くようになってきてうれしく思います!

今の日本は、子どもたちに「体験」を提供する仕組みが弱くなっています。学校では机の上での学習が多くなり、体験的な行事がどんどん削られています。キャンプは安全と衛生が担保されないので、学校行事としても取り組みにくくなっています。保護者が忙しいので、子ども会も活動が縮小してしまっています。テレビゲームでキャンプをしたり農作業をしたりするヴァーチャル体験もありますが、実際の自然体験とは全くの別物べつものです。

子どもたちに「体験」を提供する仕組みを、真剣に考えて作っていく必要があると思います。実体験のないまま教科書の知識だけを積み上げさせようとするから、子どもたちはそれを学ぶ意味が分からずに学習を嫌がるようになるのだと思います。

学校の教員を退職して、一地方から「体験」を提供する仕組みを作ろうとしています。これからも子どもたちに「体験」を提供していけるよう頑張ります!

「子どもたちに豊かな体験を!」ぜひ、ご協力ください!

前回、キャンプ体験教室2207のブログ

キャンプ体験教室2210を開催しました!」への2件のフィードバック

  1. ありがとうございました
    いつも家に居る子が、キャンプを
    楽しみにしていました
    日頃 接しない体験をして 子供には
    貴重な時間を過ごさせて頂きました
    次回も参加させようと思います
    お疲れ様でした

    1. ご参加ありがとうございました
      ひだまり教室ではいつもおとなしいですが、キャンプで時々見せる笑顔が楽しそうでよかったです!
      包丁の使い方も上手でした!
      同級生の友達とテントの中で仲良くおしゃべりをしていたようです

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