ドウダンツツジの紅葉

2022年11月19日(土)に、どうだん原ハイキング&千葉山参拝を開催しました!

晴天に恵まれて、気持ちの良い山歩きができ、千葉山参拝ではおごそかな気持ちを味わうことができました。

私たちの地元の素敵な場所を散策し、地域に愛着をもつことが、これから広い世界に飛び立っていくであろう子どもたちにとって、とっても大切なことだと思っています!

朝7:48の伊太和里いたわり駐車場は7℃。冷え込んだ朝となりました。

朝8時。さあ、出発です!まずは、ゆめ・みらいパークに向かって階段を上ります。

階段を上ると、少し息が上がります。ちょうどよいウォーミングアップです。直進すればゆめ・みらいパークです。ここを左折します。

すぐに丁仏参道ちょうぶつさんどうに入ります。ここからは、よく踏み固められた山道です。空気が透き通ったように感じて、とても落ち着きます。

今日の行程は


伊太和里の湯
↓ ↑
どうだん原
↓ ↑
スカイペンションどうだん
↓ ↑
智満寺
↓ ↑
千葉山


の往復です。

よく整備されたハイキングコースで、分かれ道にはこのような案内板が設置されています。

歩いていく道は丁仏参道ちょうぶつさんどうと呼ばれ、かつての智満寺ちまんじへの参道です。西国三十三さいごくさんじゅうさん所巡しょめぐりをして、一丁いっちょう(約100m)ごとに33体の観音像が置かれているのだそうです。

杉林を30分程歩くと、どうだん原に到着です。この向こう側にドウダンツツジの群生があります。

どうだん原に到着しました。

木立の間から駿河湾するがわんが見えます。

西側には「茶」の文字の粟ヶ岳あわんたけが見えます。

見晴らしのよい展望台があります。

公衆トイレも設置されています。

紅葉を堪能たんのうしたら、ドウダンツツジのトンネルを抜けて、スカイペンションどうだんへ向かいます。

どうだん原から20分程歩くと、スカイペンションどうだんの裏側に着きます。

正面に回り込むと、カフェの入口です。

金・土・日・月・祝はランチ営業をしているそうです。

南側は素晴らしい景色。大井川の流域と駿河湾するがわんが大きく広がります。

この景色を眺めながら食事ができて、宿泊もできる、素敵なペンションです。

スカイペンションどうだんへは車で来ることもできます。ここに車を置かせてもらって、どうだん原まで往復するというお手軽コースもいいですね!

ここには自動販売機と公衆トイレもあります。

ここからはアスファルトの道を智満寺ちまんじ目指して下っていきます。

10分程下ると、智満寺の門前に着きます。

おや?仁王門におうもんがネットで覆われています。屋根の葺き替え作業中なのだそうです。

阿形像
吽形像

市の重要文化財である阿形あぎょう吽形うんぎょう金剛力士像こんごうりきしぞうは見ることができました。

すごい迫力です!

智満寺本堂

石段を上り切ると、こちらも素晴らしい迫力の本堂が現れます。

この本堂は国の重要文化財です。中には本尊の千手観音像せんじゅかんのうぞうが安置され、こちらも国の重要文化財です。

さらに奥之院おくのいんの千葉山にある十本杉じっぽんすぎは国の天然記念物です。

ご覧いただけるとわかると思いますが、さすがに国が指定するだけあってすごい迫力です!

本堂に向かって右側に庫裡くりがあり、おまもりが買えたり、御朱印ごしゅいんがもらえたりします。

こちらの御住職ごじゅうしょくは信仰の心を大切にする方のようで、ところどころに注意書きが貼られています。

千葉山山頂奥之院ちばさんさんちょうおくのいんに登る際は、よく読んで、信仰の心をもって厳粛げんしゅくな気持ちで登りましょう。

千葉山奥之院への参道です。信者さんたちが整備しているそうで、とてもきれいです。

10分程上って辺りが開けたようになる場所で、まず目に入ってきた巨木きょぼくは「達磨杉だるますぎ」と書かれていました。

その形は、一目見て圧倒されます。確かにこれなら国から認められる天然記念物でしょう。

達磨杉の背後に、奥之院のお堂があります。阿修羅坊大権現あしゅらぼうだいごんげんまつってあるそうです。こちらでしっかりと御参りさせていたたきました。

千葉山山頂付近には、十本杉のうち7本が現存します。それらを5分くらいでグルリと回ることができます。

盛相杉
雷杉

こちらが千葉山山頂(496m)です。かつての台風の倒木の影響により、少し場所がわかりにくくなっています。大杉おおすぎの近くです。

帰路につきます。智満寺本堂から脇道に入り、千葉山ハイキングコースを歩きます。

途中に「展望地」がありますが、これならスカイペンションどうだん前の方が景色がよいと思います。

「展望地」から下り、スカイペンションどうだんに戻ってきました。午後11時。太陽が高く上り、景色がより一層きれいに見えます。

どうだん原に戻ってきました。この時間は、ハイキングコースを歩いていても、たくさんの人とすれ違いました。

すれ違いざまに、お互いに「こんにちは」「こんにちは」と挨拶を交わす習慣も、ぜひ子どもたちに体験して欲しいことです。

午前11:45。ゆめ・みらいパークに戻ってきました。ここでは、子どもたちの楽しそうな歓声が響いていました。子どもは案外体力がありますから、千葉山までの往復をした後でも、ゆめ・みらいパークで全力で遊べます!

田代たしろ郷温泉さとおんせん 伊太和里いたわりで、汗を洗い流せるのも、このコースの魅力ですね。

11月下旬までは紅葉も楽しめそうですし、4月中旬にはドウダンツツジの花が楽しめます。

ぜひ、皆さんもご家族やお友達とどうだん原ハイキングと千葉山参拝にお出掛けください!

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