クラウドファンディングにご協力ください!

「みんなの居場所ひだまりハウス」にエアコンを設置するためのクラウドファンディングにご支援をお願いします!

みんなの居場所ひだまりハウスにたどりつくストーリー

小学校の教員を約20年間してきましたが、「学校だけで子どもを育てることはできない」「地域で子どもを育む仕組みを作りたい」と思って4年前(2019年3月末)に早期退職しました。

子どもも先生も壊れてしまう

全国一斉学力調査の順位が公表され、「本県の小学生は平均点に届いていない」「静岡県の子どもも学校の先生も緊張感が足りないのではないか」などと言われていました。テスト対策の授業も行われるようになり、子どもたちは「何でこんなに勉強をさせられなければいけないのか」とどんどん学習が嫌いになって行きました。

何でこんなに勉強しなきゃいけないの?

当時は「英語」や「プログラミング」が新しく小学校に導入されたり、いじめを防ぐために「道徳」を強化すべしなどと、学校にますます多くのことが押し付けられていました。学校の先生たちは、授業以外にもテスト対策や校務分掌や教育委員会からのアンケート調査などに忙殺され、精神を病んだり命を落としたりしていました。

やってもやっても、仕事が終わらない

「勉強」も「英語」も「プログラミング」も「いじめの解消」も「部活」も「託児」も、全て学校に押し付けて、子どもは学校が嫌いになり、先生はどんどん疲弊していく。これでは子どもも先生も壊れてしまう。ひいては、日本がダメになる。学校だけで子どもを育てるのではなく、地域で子どもを育む仕組みをつくりたいと思いました。

子ども食堂との出会い

2019年3月末で教員を退職して、およそ半年経った頃、広報誌で私の住んでいる金谷かなや地区に子ども食堂があるということを知りました。そこは障がい者のためのグループホームだまりの中にある、誰でも利用できるカフェでした。

さっそくその「ひだまりカフェ」を訪ねて、「何か手伝えることはありませんか?」とうかがいました。

「子ども食堂には、時々子どもが来てくれるけれど、もっとたくさんの子どもたちが来てくれたら嬉しい」ということでした。そこで、あまり使っていない30畳の広間があったので、「子どもたちの宿題を支援したら、きっと子どもたちがたくさん来てくれますよ」と提案し、「放課後ひだまり教室」を始めることになりました。

みんなの居場所を目指して

2020年1月7日、五和小学校の3学期の始業式の日から子どもの受入れを始めました。保護者の方が情報を広めてくださり、2週間で誰かしら子どもが毎日来てくれるようになりました。

そして、グループホームに入所している障がい者の方とのふれあいや、ご近所にお住いの方々とのふれあいもできるようになりました。

ご近所の方が、子どもたちにお手玉の手縫いを教えてくださいました

2020年3月から、新型コロナ流行により、学校の一斉休校が始まりました。会場をグループホームの建物の隅の個室に移して、受入れ人数を減らしながらも、子ども達を受入れ続けました。

会場を個室に移して放課後ひだまり教室を継続

新しい会場を求めて

コロナ禍でも子どもたちを受入れ続けて3年が経ちました。ところが2023年4月からグループホームの建物内の就労継続支援B型事業所の就労者さんが増えることになり、その方たちの作業場所を確保するために、「放課後ひだまり教室」は部屋を空けることになりました。

そこで、新たな会場を探したことろ、現在のひだまりハウス(島田市竹下487-9)の所有者さんが、「子どもたちのためならば」と貸してくださることになりました。

一軒家を貸していただきました

新たな「みんなの居場所」を作るために

新型コロナ警戒による人数制限により、受講料収入も少ないままで3年間の経営を強いられましたので、経営体力を大きく削られました。

ですから、新しい会場づくりは、できるだけお金を掛けず、なるべく手作業で進めました。

おそうじを手伝ってくれる子どもたち

室内電灯をご寄付くださった方もいらっしゃいました。

ひだまり教室をご利用いただいている保護者の方からおもちゃのご寄付もいただきました。

おもちゃのご寄付もいただきました

2023年4月3日(月)から子どもの受け入れを開始したひだまりハウスに、たくさんの人が訪れてくれました。

地域の方が陣中見舞いに

地域の方が陣中見舞いに来てくださったり、

子どもたちと折り紙

勉強が終わった子どもたちと折り紙で遊んでくださったり。

静岡市から月に1回ずつ学習支援に来てくださったり、

滋賀県で子どもの居場所づくりをしている人が交流に来てくださったり。

金谷茶祭りで仲良くなったという地元の大学生が遊びに来てくれたり。

「子どもたちに」と、地域の方が野菜を寄付してくださったり。

エアコンどうしよう・・・

しかし、心配事がありました。エアコンはどうしよう。お借りした一軒家は、東から西まで一直線に風が通るので、もしかしたら涼しいかも・・・

しかし、ここ数年の夏は連日の35℃。この夏もそうだったら、やはりエアコンは必須なのでは・・・

「みんなの居場所」を目指す以上、みんなが安心して過ごせる環境を整えたいと思い、エアコンを設置することを決めました。

夏休み直前の7月15日(土)に、地元の五和ごか電機様にエアコンを設置していただきました。

お陰様で、今はエアコンを使って、安心して過ごすことができています。

そして、五和電機様へのお支払いを待っていただいています💦

「みんなの居場所」を皆さんに育てていただきたい!

しかし、エアコンの設置費用や維持費用は、今の経営状況では捻出が厳しいのが事実です。

かといって、ひだまり教室の利用料金を上げたら、必要なのに利用できなくなる子が出てしまうかもしれない。

どうか、ひだまり教室に通っくる子どもたちと、みんなの居場所に集う地域の方々の交流の場へのご支援をお願いいたします!

クラウドファンディングにご協力ください

https://readyfor.jp/projects/hidamarihouse-support

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