
2025年12月27日(土)-28日(日)にひだまりキャンプ体験教室2512を開催しました。
今回の参加者は小学2年生6人、小学4年生2人の合計8人。真冬のキャンプに挑戦です!

14時。まだ全員がそろわないので、しばらくは自由時間。
『イェーイ!』
そう。ちょっとの時間でも「自由」と宣言して、子どもに委ねることを大切にしています。

常連の子が、自分が誘った初参加の子に
「サワガニがいっぱいいるところがあるんだよ。行こうぜ!」
と、沢に誘っていました。

そして、沢の上部から童子の森への探検へ。子どもたちの行動は、必ずしも計画的とは限りません。それを許容して、子どもたちが自由に行動できることを心掛け、それを見守ることに徹しています。

14:20。夕方到着予定の2人を除き、予定の6人がそろったのでテントを設営します。

そう。テント設営も子どもたちで。

常連の子どもたちが指示をして、初参加の子どもたちも一生懸命にテントを組み立てます。

大人はちょっとだけ手を貸すこともありますが、基本は子どもたちだけで。

「ねぇ、あっちを持って。それでみんなで立ち上げるよ!」

さぁ、テントが立ち上がりました。あとはベグを打って仕上げです。
子どもたちの「自分たちでやれた!」という達成感を大切にしています。

「オレにもやらせて!」
「オレもやりたい!」
子どものやってみたい気持ちを呼び起こすのにも、ちょっとコツがあります。
「うちの子はやりたがらない」?それは、子どものやる気を削いでしまう声かけをしてしまっているかもしれません。

テントが立ったら、中にマットと寝袋をセットします。持参する子もレンタルする子も。

さぁ、寝床さえ確保したら、後はもう楽しむだけです。

「ねぇ、お菓子パーティーしよう!」
え!もう?
そうは思いましたが、全ては子どもたち任せ。これを楽しみにしていたのでしょう。

「焚き火してもいいですか?」
はいはい。どうぞどうぞ。

着火剤は極少量。あとは杉の落ち葉で火力を上げて、薪に着火させます。さすが最常連さん。

火があると自然に人が集まってきますね。

薪になるものを探してきました。小さくして火にくべます。

16時。夕飯を作り始めましょう。昼の時間が短い12月ですから、作り始める時間を早めています。

「お米研ぎたい人?」
「はい!」「はい!」
水は冷たいですが、率先してお米研ぎをしてくれています。

カレーライスですから、玉ねぎとにんじんを切っています。
「玉ねぎってどう切るの?」
「まぁ、こんな感じかな」

こちらはゴーグル装着で玉ねぎと煙対策バッチリです。

「おいしいカレーを作るぞ!」
「おー!」

「うわ!目がしみる!」
辺りは暗くなってきました。

17:20。さぁ、カレーライスが出来上がりました。
お味は?
『うまーーーーい!!!』
『メッチャうまーーーーい!!!』

ドッジボール大会参加のために遅れて来た2人が合流しました。

17:25。5分ほど遅れてこちらのチームもカレーライス完成です。

お味は?
『うまーーーーい!!!』
自分たちで作ったから?自然の中で食べるから?どうしてカレーライスがこんなに美味しく感じるのでしょう。

18:10。マシュマロタイムの始まりです。
「こうやって焼いてさ」
「表面をむいてさ」
「チョコを付けて、食べる!」
『うまーーーーい!!!』

18:30。夜の探検へ。
「熊、出ない?」
「さぁね?出るかもね」
これだけ騒がしければ、熊の方から寄ってはこないかもしれません。
ドキドキする体験も思い出になりますね。

探検から戻ってきたら、今度は川へ。
魚捕れるかな?

「捕ったどーーー!!!」

「ほら、見て!けっこうデカイよ!」

「ほら。この石、キラキラしてるんだよ。」
このキラキラした石って何だろうというワクワクが伝わってきます。
ChatGPTによると、雲母を含む砂岩ではないかとのこと。おそらく金額的には高いものではないかもしれませんが、それはどうでもいいことです。

19:45。「寒い、寒い!」
みんなが焚き火に集まって暖をとります。

4年生「そうだ!テントの中でコイバナしようぜ!」
2年生「え?コイバナって何?」
4年生「コイバナって、好きな人とかの話だよ。おめーら、好きな人とかいねーの?」
2年生「え!いるよ!好きな人。オレ、ママ!」
2年生「え!オレも!好きな人、ママ!」
4年生「ちげーし!そういう好きな人じゃねーし!」
小学2年生とするコイバナ、最幸です!

その後も焚き火をしに外に出たり、テントの中に戻ったりしてワイワイと楽しく過ごしました。

21:30。「そろそろ寝ようかな」
寝る子には湯たんぽを渡します。足下が温かいと寝られます。

22:30。こちらのテントの子たちはみんな一緒に歯磨きをしています。
「オレ、明日の夜も忙しいから、もう寝るよ」
「じゃあ、オレも寝ようかな」
「えー、もったいないじゃん。もっと起きてようよ」
ひだまりキャンプ体験教室には「何時に寝る」というルールはありません。過去には朝5時まで起きていた子もいました。全ては経験してみたらいいと思うのです。ずっと起きていたらどうなるか?翌日9:00まで寝ていて、朝食を食べたらすぐ帰らなきゃいけなくてもったいないと思えば、次からはある程度で寝るようになるのです。

23時。今回はみんながテントに入りました。しばらくしたら話し声も聞こえなくなって寝入ったようでした。

6:30。テントから出てきました。
「火を着けてもいいですか?」
「どうぞ」

「さっむー」
朝の気温はおそらく2℃くらい。

魚を入れた水槽が氷っていましたから、夜の間には0℃を下回ったようです。

7:00。みんなテントから出てきました。さぁ、朝ごはんを作りましょう。

今日もみんなで手分けして野菜スープを作ります。

「寒い」
「おい!ちゃんとやれよ!」

スープが出来たかな?ウインナーとパンを焼いて

「イェーイ!」

「おいしいです!」

食べ終わったら、自分たちで食器や調理道具を洗います。水は冷たいけれど、頑張りました。

食事の後はテントの片付け。帰りの支度をしてから自由時間になります。

なかなか袋の中に入ってくれないテント。頑張って詰め込みました。

10:15。片付け終わって自由時間。あと45分くらいは遊べます。

「野イチゴ見つけた。ほら、こんなにたくさん」
2025年大詰めのひだまりキャンプ体験教室は昼間の気温は14℃くらいまで上がって、穏やかに締めくくられました。
このキャンプで子どもたちが何を学んだのか?それはわかりませんが、寒い屋外で焚き火をしながら楽しく過ごし、テントで一晩寝られたことが自信になってくれたらと思います。
温かい室内での暮らしに慣れていると、12月に外で過ごすなんて信じられないかもしれませんが、意外に快適に過ごせるものなのです。
「自然の中でも豊かに快適に過ごせる」ことが自信になって、行動範囲が広がったり挑戦することが増えていったりしてくれたら嬉しいです。
2026年は1/10-11、2/21-22、3/20-21とひだまりキャンプ体験教室を開催していく予定です。2月は杉花粉が飛び始めますし、3月はもう暖かいでしょうから、1/10-11に参加してみませんか?笑