5月13日(木)、第2回目となるプログラミングクラブSOJIの無料体験会を開催しました!今回も小澤さんが最初に課題を提示しますが、子どもたちはそれを解決した後は、自分たちでどんどん考えてプログラムを組み始めます!
車を走らせるプログラムを組んでいた子どもたちに、小澤さんが、「じゃあ、このセンサーを付けてあげよう」と提案します。
子どもたちは、「え?何これ!」と興味津々。「このセンサーに反応したら…っていう命令を考えてごらん。」と小澤さん。
子どもたちは「じゃあ、センサーに反応したら、車を止めよう」というプログラミングを組んで動かしてみます。
「お!止まった!」
「でもさ、これ、机の淵まで来たら止まるのかな?」
「いや、止まらないんじゃない?」
「ちょっと、やってみていい?」
「・・・・あぁ~、やっぱり落ちた!」
『ぶつかるものがあると止まる→危険を察知したら止まる→机の淵に来たら止まるのか?』という論理的な思考が生まれ、それを確かめてみたのです。
「ちょっと、(車の)スピード上げてやってみよう。」
しかし、スピードを上げたら、止まる前にぶつかってしまいました。
「もっと、スピードを下げないと。」
これも論理的な思考なのです。『スピードを上げたらぶつかった→スピードを下げたらぶつからないだろう。』
子どもたちは、どんどん行動していきます。
「まだ、ぶつかる。もっとスピードを下げないと。」
「あれ?まだダメか。もっとスピードを落として。」
「おお!止まった。スピードは3じゃないといけないのか。」
トライ&エラーの学び
トライ&エラーを繰り返して、『スピードがいくつなら、ぶつからないで止まるのか』という問いに対する解を突き止めることができました。
論理的な思考から推論し、実証するためにトライ&エラーを繰り返す。これが必要な学びだと思うのです。
しかし、学校では、実はこれができないのです。例えば、理科の実験。理科の実験は、教科書通りにやって成功することが授業の達成なのです。自分で課題を挙げて、それをトライ&エラーをして実証するという授業ではないのです。
もちろん、プログラミングクラブだけが、その学びの方法ではありません。そして、理科の授業がダメだという訳ではありません。しかし、その学びを、今回はプログラミングクラブの結成という形で提案します!
参加者の感想
【5年生 Rさん】
レゴで作ったものをプログラミングで動かして、いろんな機能があったりして、組み立てながら次はどうするか考えて、うまく動かなくても試行錯誤して、うまく動くようにできたりして楽しかった。
【5年生 Aさん】
初めて来たけど、いろいろ学べて勉強になった。すっごく楽しかった。家にあったら帰ってすぐやりたいと思うくらいでした。もっとうまく動かせるようになりたいです。これからも続けたいです。楽しかったです。
① プログラミングクラブSOJI – soji-shizuoka ページ! (clubsoji-shizuoka.com)