2022年6月16日(木)、みらい&アカデミー 小学生ラボ!の“ひだまり教室向け”無料体験会が開催されました。
18:30。オンラインミーティングZOOMに参加者が集まりました。
まずはみらい&アカデミー小学生ラボ!のメンター(司会者)のTomoちゃんが自己紹介。
奈良県出身だということで、次のようなクイズを出題。
「奈良公園には、ある動物がたくさんいることで有名なのですが、さて、奈良公園にたくさんいる動物とは何でしょう?」
「はい!カンガルー?」
「はい!私はお姉ちゃんが修学旅行で行ったから知ってる。シカ!」
「え〜、じゃあ、シカ?」
「正解はぁ・・・・シカです!」
「やったぁ!」
と、楽しい自己紹介で緊張もほぐれたところで、次は参加している子どもたちの自己紹介です。
参加者が「名前」「何年生」「住んでいるところ」「夢中になっていること」を話します。それをメンターのTomoちゃんが丁寧に受けとめて、聞いてくれます。
次は、「みらい&アカデミー 小学生ラボ!」についての説明です。
「いろんなお仕事の体験をしたり、アイディアを考えたりするよ」
「今日はひだまり教室の子だけだけど、もし、小学生ラボ!に入ったら、北海道とか沖縄とか、海外の小学生のなかまと一緒に学びます」
誰もがワクワクする「未来の学校」
今日のテーマは「イノベーション基礎講座 誰もがワクワクする『未来の学校』をプロデュースしよう!」
メンターのTomoちゃんが『イノベーション』や『プロデュース』などの言葉も分かりやすく説明してくれます。
『イノベーション』を起こすための思考術として「ワクワク✕???」を提示して、メンターのTomoちゃんが例を示してくれました。
「例えば『恐竜✕ホテル』フロントで恐竜が受け付けるしてくれたらおもしろいと思わない?」
「え〜、行ってみたい!」
「『空を飛ぶ✕クルマ』これも今までなかったものを作り出すイノベーションですね」
「『ジャングル✕学校』ジャングルの中に学校があったらどう?」
「えぇ〜、壁がないんだ」
「動物とか入ってきて、一緒に授業とかしてそう」
「Tomoちゃんは海外へ行くことが好きなんだけど、外国気分が味わえる教室があったらいいなと思うんだよね」
「入ったら、海外みたいな教室?それ、いいかも!」
「海外旅行に行った先の教室で勉強するっていうのもいいかも」
「じゃあ、みんなはどんな『未来の学校』があったらいいと思う?」
「はい!私は動物がいる学校があったらいいと思います。教室に行ったら動物がいて、ふれあったり、仲良くなったりできたらいいと思うからです」
「私はディズニー✕学校がいいと思います。プーさんのハニーハントが国語で、お買い物が算数で、パレードが体育みたいになれば、毎日行くのが楽しみになると思います」
「私は自動お掃除ロボットのある学校がいいと思います。家庭用自動掃除機はあるけど、学校用があれば、学校がきれいになるからです」
「私は宙に浮く椅子があったらいいと思います。ずっと椅子に座っているのはつまらないから、宙に浮けたり、そのまま外に行けたりしたら楽しいと思います」
「図書館ってさ、騒いじゃダメでしょ?図書館にネコとかいたら、癒やされて騒いだりしないでのんびり過ごせるんじゃないかな」
「私はその意見に付け足しなんだけど、私はネコが苦手なのね。でも、猫だけじゃなくてウサギとか、自分の好きな動物とふえあえたらいいと思います」
「みんな、すごく楽しそうでワクワクする学校が考えられましたね!
そういうふうに自由に考えてみるって、とっても大事なことだと思います。
最初に言ってくれたように、未来ってどうなるか分からないけど、こうなったら楽しいな・こうなったらいいなっていうことを考えて、それを実現することができたら素敵だと思うのです。
みんなは、今日、参加してどうだった?」
「私は、今日、すっごく楽しかった。ワクワクする学校を考えただけで楽しい気分になれたし、そんな学校ができたらいいなって思ったからです」
「私も、すっごく楽しかったです。普通、学校だと『は?何言ってるの?』って白い目で見られるけど、今日は自分の思ったことが全部言えたから、楽しかったです」
「私は、あったらいいなっていう学校を絵に描いたんだけど、絵に描くと、その中に自分が本当にいるような気持ちになって、とっても楽しい気持ちになりました」
最後に30分ほど、保護者向けの説明があり、質問を受付けました。
Q「都合が悪くて参加できない日があったら、どうなりますか?」
A「1テーマを4回くらい、約1か月かけて取り組んでいくつもりです。途中、参加できない日があったら、その日に話し合われたことを伝えるなどしてフォローアップしていきます」
Q「学校ではできにくい学びというお話でしたが、どうして学校ではできにくいのでしょう?また、どうして小学生ラボ!の学びが必要なのでしょう?」
A「学校では、どうしてもテストや受験がゴールにあります。だから、どうしても教えなければいけないこと、覚えなければいけないことというのがあります。
でも、社会の課題は必ずしも答えがある訳ではありません。『みんなが幸せに暮らせるよりよい社会』といっても答えがある訳ではありません。
でも、明確な答えがない問いに立ち向かうことが大切だと考えます。
そして、自分の考えを表現する力を育てていくことが大切だと思っています。
更に大事なのは自己肯定感だと思います。誰かと比べて「できる・できない」ではなく、一人ひとりの考え方が尊重されることで自己肯定感が育っていくと考えています。その自己肯定感があれば、社会に出てどんな課題にぶつかっても、それを乗り越えていけるようになると思うのです」
「先日、私立の中学、私立の高校で勉強を頑張った子が、大学を卒業したけれど仕事に就かず、ニートになっちゃったという話を聞きました。やっぱり勉強だけじゃダメなのかな?と感じています。もしかしたら、こういうことが大事なのかもしれませんね」
ひだまり教室向けの無料体験会があと2回!
ひだまり教室向けの体験会をあと2回開催します。その他、全国向けの体験会も開催しています。ぜひ、この機会に「みらい&アカデミー 小学生ラボ!」の無料体験会に参加して、入会を検討してみませんか!