※10/6配信の「ちゃみのトークパラダイス22」を文字おこししたものです。長文です。

ちゃみ:おまたせしました。となりにいらっしゃいます…、はい、自己紹介をお願いします。

せいじ:松浦 静治(せいじ)といいます。いろいろと、説明を始めてもいいですか?

ちゃみ:松浦先生なんですが、地元で教育の仕事をなさっていたんですね。

せいじ:そうですね。

ちゃみ:ある時にいなくなったなと思ったら、「何か始めたみたいだよ」と聞いて、ビックリしたんですよ。教員を辞められて、それで、自分で思うところがあったのかな…と思って、辞めた理由というか、新しいことをやろうと思ったきっかけとか、そんなのってあるんですか?

せいじ:はい。じゃあ、その辺をお話しさせていただきます。元は、小学校の先生を20年ほどしておりまして、一時、吉田町の教育委員会社会教育課というところに出向したことがあります。その時に、ちゃみさんと出会って、4年間くらい一緒にいろんな子どもたちに関わるような活動をさせていただいていました。

その後、また、小学校の教員に復帰していたんですけれども、まぁ、思うところがあって、小学校の教員を退職しまして、新しいことを始めたということで、今日、それを紹介させていただきます。

ちゃみ:公務員というか、安定しているというか、それをせっかく勉強して取って、それを辞めて、また違うことを。ご家族の理解であったりとか、目指すもの。その辺、すごいなと思って。

せいじ:ちょっとフリップを用意してきて。

ちゃみ:すごいな、さすが「先生」。

せいじ:学校の教員を退職した理由としましては、今、学校の学習内容が増えていて、どうしても子どもたちが机の上で勉強するというのが増えちゃっていて、なかなか実体験をする機会が子どもたちにないなぁと思いましたから、子どもたちに実体験をする機会を提供したいなと思ったことが一つです。

もう一つは、子育てに関すること・教育に関することを、学校が抱え込み過ぎていて、学校の先生たちが忙しいと・学校が多忙化してしまっているという現状があるので、地域の教育力を呼び起こしたいなと思って。

まぁ、それができるのは、吉田町に出向した経験のある私がやらなきゃダメだろうっていうふうに思って。そういう意味で、学校が嫌になったとか、学校なんかダメだとかって、思っていないんです。学校や子どもたち、先生たちを応援するために、学校から出て、そうじゃない場所の耕しといいましょうか、そうじゃない場所で新しい動きを作ろうと思って、教員を退職することになりました。

ちゃみさんがおっしゃったように、給料がなくて、自分で何とかしないといけないところに飛び込んだ訳で、家族なんかも心配してくれてはいるんですけれども、幸い妻がまだ学校の教員を辞めずに続けてくれているので、そこに助けられながら、新しいことを始めて、今1年半経ったところですね。

ちゃみ:どうですか?まぁ、旦那さんが…。奥様が安定した職があるので、まだいいけど、そうじゃなかったら、「どうぞぉ」って手放しで「好きなことやって」って言えないと、第三者なら思うんだけど。実際自分の旦那さんが…と思うと、すごく不安が大きいかなって思うんだけど、そこは奥さんすごいなと思う。

せいじ:そうですね。妻が言うにはね、「(私のことを)止めたって、止まらない人だ」って言うことと、まぁ、直接は妻は言いませんけれども、同じようなことを感じているんじゃないかな、と思うんですよね。

ちゃみ:教育の現場でねぇ。

せいじ:そうですね。じゃあ、どんなことをしているのかということを、お話しさせていただきます。

まぁ、教員を辞めて半年くらいしたころにですね、私のいる金谷にあるグループホーム陽だまりさんというところに出会ったんです。ここで「子ども食堂をやっている」ということが、おたよりの方に・広報誌の方に書いてあって、「そういう場所が私達の住んでいる金谷にあるんだ」と思って見せてもらいに行って、「何か手伝えることはないですか?」という話をしたら。ここは障がいのある方たちのためのグループホームで、障がいのある方たちが何人かお住まいになっている場所なんですけど…

ちゃみ:はぁ、住んでいるんですね。

せいじ:はい。

ちゃみ:私、一度、おじゃましたことがあって、ごちそうになってきたんです。

ちょっと、ごめんなさいね。コメント入っているんですけど。「ハートともさん、ありがとうございます。初めまして。学校は勉強が嫌いでした。」

せいじ:うん。うん。そう。それもあってね。本当は、私が思うのは、勉強って何でやるのかって言ったら、「楽しいからやるんだ」って答えたいんです。でも、現実的には「受験があるから」とかね、「やらないと将来困るから」ってなっちゃってるんですけど、そうじゃないということ…う~んと、「勉強って本当は楽しいからやるんだ」ってことを、地域の方から発信していきたいなぁって気持ちもあるんです。

ちゃみ:で、このグループホームでいろんなことをね。

せいじ:そう。ここは障がい者の方がお住まいになっているグループホームなんですが、障がい者のためだけの施設にしたくないということで、ここをやってらっしゃる方達が誰でも利用できるカフェを併設しているんです。ひだまりカフェというカフェをやっていて、そのカフェで子ども食堂事業として、子どもたちはいつ来ても無料でおにぎりセットだとかパンセットなどを提供するっていうことをやっています。火曜日が定休日なんですが、それ以外の日はいつ行っても無料で食べられるということをやっているというのを聞いて、驚きましてね。聞きに行ったら、「時々子どもたち来てくれるんだけども、もっともっとたくさんの子どもたちが来てくれたらうれしいんだけど」というお話で、それなら、広い施設なので、広い和室も空いていたので、「ここで子どもたちの宿題を見るようなことをやったら、きっと子どもたち来ますよ」っていうことで、手伝わせていただくということになりました。

ちゃみ:ハートともさんも「子ども食堂、素敵ですね」って。

せいじ:ありがとうございます。本当に、すごいことを近くでやってたんだ、ということで。

ちゃみ:(子ども食堂は)すごく増えていると思うんですけど、私の身近ではまだ聞かないですね。

せいじ:それで、ひだまりさんと出会ったことで、今まで思っていたことをちょっと形にしてみようと思って、こんなチラシを作ったんですけど、まぁ、事業構想って書きましたけれど、どんなことをやりたいと思っているかというと、「大井川わっぱクラブ」っていう名前を付けましたが、ここでキャンプ体験とか農業体験とか、そういう体験をするのを週末にやりたいなぁということ。それから「放課後ひだまり教室」という名前を付けましたけれども、学校を終わった子どもたちが、さっきの「グループホーム陽だまり・ひだまりカフェ」の方に来て、宿題をするのを見守って、丸付けをしてあげて、っていうことをやろうとしています。それから、「子育てひだまりクラブ」って言って、まだ、小学校に来る前の、あるいは幼稚園・保育園に行く前の子どもたちが昼間お母さんと一緒にこの「ひだまりカフェ」にやってきて、お友達と過ごすような、そんな場所になったらいいなと思っています。ただ、コロナの影響で、今ちょっと始めることができていないんですけど、また落ち着いたらこういうこともやりたいなぁって思っています。それで「農園カフェバルそらな」っていうのは、私自身もそういう人が集まる場所を作りたいと思っていて、平たく言えば「居酒屋」っぽい感じかなって思うんですけど、そこに人が集まって来て、「もっと子どもたちにこんな体験をやらせたいねぇ」っていう話をして、それを実行していくようなカフェバルを作りたいなっていうことを思っています。

ちゃみ:このキャンプとかはやられているんですよね。

せいじ:そうなんです。

ちゃみ:私も、子どもはもう大きくなっちゃっているので、こういうのがあったら良かったなぁって思いますよね。

せいじ:じゃあ、紹介させてもらいますけど、この夏から始めて3回ほどやりましたけれど、今、コロナの影響もあって、子どもだけ集めてはやれないので、家族単位でね、「キャンプを始めたいよ」っていう人をサポートしますよ、ってことで。

ちゃみ:今ね、コメントが入っているんですけど。みわりんさん。「YouTubeコメント初めてでぇす。」あ、ありがとうございます。「最近は密を避けたキャンプが人気みたいですね」

せいじ:ね。まぁ、ちょっとたまたま流行(はやり)(かぶ)ったかな、とは思ってはいますけど、まあ、流行(はや)る・流行(はや)らない関係なく、キャンプっていう中に、子どもたちにとってとっても大事な学びがあると思うんですよね。火をおこして自分たちで食事を作るとか、自然の中で虫を捕まえたり。

ちゃみ:これって、「生きる力」を付けていきますよね。

せいじ:本当にね、こういう体験が子どもたちにとって大事なんですけれど、これがなかなか、今、学校でやれないのでね。安全性の問題だとかね。

ちゃみ:いっぱい規制がありますね、学校って。

せいじ:うん、まあ、学校にいた者としてはね、「いたしかたない」というところなんですけれどね。ですから、学校じゃないところで、こういうことをやろうっていうことでね。これね、金谷の童子沢(わっぱざわ)親水公園(しんすいこうえん)でね。

ちゃみ:行ったことあります。バーベキューだけだったけど。

せいじ:うん。とてもいいところなんでね。

はい、それからですね。農業体験教室っていうことで、自宅の近くに使われていない田んぼがありまして、地主さんにお願いして貸していただきまして、そこを、まぁ、雑草だらけだったんですけれども、頑張って刈って、畑として耕して。これは今年、枝豆を()いて、それを収穫する時に子どもたちに参加してもらって、収穫体験をしているっていうところです。

ちゃみ:これはもちろん無農薬で?

せいじ:そうです。

ちゃみ:昨日の番組なんかも、「健康ドッカーン」とか言って、ニンジンとかいろんな野菜を無農薬で作ってやっている中村さんっていう方もいらっしゃって。こういう野菜、欲しいですね。

せいじ:そうなんです。参加した子どもたちには「おみやげ」を持って帰ってもらうんですけれど、あとで残ったお野菜なんかは来てくださった方に買っていただいて、農園のための資金にもさせてもらっていますけれども。

でも、自分たちで採った枝豆を()でて食べて、「ホントおいしい!」って言って。「枝豆がおいしい」だけじゃなくって、そこに「自分たちが作業をした!」っていうことが、子どもたちにとって味にも影響するくらいのいい体験になっているんじゃないかな、っていうふうに思っています。

ちゃみ:そういうのを、小さいうちから感じ取れるっていうのは、すごい幸せなことだなぁって思います。

せいじ:そうなんです。あの、スーパーで買ってきて()でて食べるというのが「普通」だと思うんですけれど、でも、この枝豆を食べるということのために、抜くのになかなか力がいるとか、抜いたあとに枝から豆を外すとか、虫が食べていて食べられないのを選別するとか、なかなか手間がかかったんですよね。そういうことを子どものうちから体験していると、野菜を食べるという意味が変わってくるんじゃないかなというふうに私は思っています。

ちゃみ:コメント入っています。ハートともさん、ありがとうございます。「キャンプ楽しそうですね。20年前にレイヴでテント張ってました。」レイヴ?

せいじ:レイヴ?そういう場所かな?

ちゃみ:海外ですか?

ライブみたいな?野外ライブ的な感じ。

せいじ:フェスか。

ちゃみ:今、フェスも多いですよね。キャンプ。

じゃあ、これ、何ですか?パン作り教室。

せいじ:そうです。あの、さきほどの「ひだまりカフェ」の方で、パン作り教室を開きました。参加者を募って。これもコロナの影響で、1回2グループ限定ということで。でも、3日間開催して、たくさんの方が喜んでくれました。さっきもちょっと言ったように、買ってきて食べるというのが「普通」のパンなんですけれども、それを自分たちで作るということを体験することによって、パンに対する想いっていうものが変わってくるんじゃないかなって思っています。

せいじ:今のが、体験でしたけれども、今度が、放課後の宿題をやるところです。「放課後ひだまり教室」という名前でやっていますけれども、学童保育と宿題を見るというのがミックスしたような。ただ、行政の方の支援は入っていなくて、今、独自にやっています。これも意味があって、「行政(だよ)り」って言うか、行政に寄りかかってしまうと継続が難しくなるというか、どこかで予算が切られた時に続けられなくなってしまうというのももったいないので、何とか自分たちの力で、受講料なんかを少し頂きながら、継続できる形を模索しています。自分が行政に行っていた経験もあって、行政に「何かやってくださいよ。お願いしますよ。」って,要望するんじゃなくて、自分たちでこういうことをやっていますということを、むしろ行政にアピールして、「ああ、これ、いいことだなぁ」って思ってもらえたら、それを島田市とか近隣の方に広めていけたらなぁ、って思っているんです。

ちゃみ:さっきのイベントのことで、ともさんなんですけれど、「大きなキャンプ場で音楽のイベントです」って。覚えました、一つ。ありがとうございます!

せいじ:吉田公園でもねえ。音楽とキャンプと。あれも、いいイベントだと思います。

ちゃみ:そうですね。でも、やっぱりこの時期なので、こじんまりとやることが決定されましたね。

せいじ:あ、そうですか。また、コロナが落ち着いたら

ちゃみ:ぜひ、足を運んでもらいたいな、って思いますね。

はい。「おやつタイム」

せいじ:はい。さっきの放課後ひだまり教室では、子どもたちにおやつを提供しているんですが、これ、実は無料なんです。

ちゃみ:ほぅ。え?さっきのひだまり教室は、少しは料金が発生するんですよね。

せいじ:そうなんですけれどね。

ちゃみ:でも、低料金なんでしょうね?

せいじ:そうですね。はい。

えっと、「おやつタイム」の方はね、このひだまりカフェさんが、フードバンクさんとか、ベーカリーラボさんというパン屋さんなど、そこの方たちが寄付をしてくださったのを、子どもたちに出しているので、無料です。

ちゃみ:先生。一ノ瀬さんって方。「ひだまり教室を子どもが利用しています。すごくお世話になっています。」見てくださってますね。ありがとうございます。

せいじ:ペンネームかな?誰かな?

そしてですね、このコロナの自粛の間に、こちらの小澤さんというお友達が、金谷でレゴを動かすプログラミング教室をやっている方が、「今、自分の教室が開けないもんで」ということで、「じゃあ、子どもたちに体験させてあげますよ」ということで、来てくださったんですよ。地域の方の協力も得ましてね。

ほんとにね、あの、これはひだまり教室を利用している子どもたちなんですけれど、すごく興味をもって、このタブレットで命令を出すと、レゴでつくった物が動くという、そういうのをやらせてもらって、これはいい経験ができました。ありがたかったです。

それからですね。

ちゃみ:お手玉作りですね。地域のおばちゃんかな?

せいじ:はい。地域のおばあさんが、「何か手伝うことがあったら」と言ってくださったので、「じゃあ、ぜひ、子どもたちに何か手作りのものをやらせたいんです」って言ったら、「まぁ、縫い物くらいならできるけぇが」ということでね。お手玉作りを一緒にやってくれました。これ、ホント子どもたちは針を使うのも嬉しいし、できたお手玉で遊ぶのも楽しいしということで。そうやって、地域の教育力を呼び起こすっていうことを、今ね、少しずつなんですけれど、やっているところです。

ちゃみ:これ、3世代の関わりとか、伝承(でんしょう)って、すごく子どもたちにとっても良かったりしますね。ここは金谷なんですよね、場所は。

せいじ:そうなんです。

ちゃみ:ということで、金谷の子というか近所の子のみの利用っていうことになるんですよね?

せいじ:そうですね。今、あの、ひだまり教室がおかげさまで定員いっぱいになっていて、ちょっと今、新しく受け入れられなくて、地元の学校だけになっていますけれど。夕方5時以降でしたら、今、夜8時までやっているんですが、そちらは、中学生以上も含めて、まだ余裕があるので、もし、「うちの子、勉強がわからなくなっちゃっていて、苦しいみたいなんだけど」なんていう方は、丁寧に勉強を見ますので、問い合わせていただければと思います。

ちゃみ:どこに問い合わせればいいですか?

せいじ:え~、facebookですかね。

ちゃみ:facebookで「松浦 静治」さんを検索していただけると分かるようです。「ひだまりかふぇ」でもつながってきますね。

せいじ:そうですね。

ちゃみ:何かあります?一言。これ、もう時間になってしまったんですけれど。

せいじ:あの、もっともっと地域の方に手伝っていただかないと、まだ始めたばっかりで、足取りがおぼつかないんですけれども、みんなで子どもたちを見守っていくような、そんな体制を作りたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。

ちゃみ:ハートともさん。「そうです、そうです。吉田のパーティーの規模を大きくしたヴァージョンです。2Days。」すごい!どこなんだ?どこなんだろ?場所ね。

(いただき)」のこと。

ちゃみ:「(いただき)」のことですか?

せいじ:…の規模を大きくした…。更に大きくした。

ちゃみ:更に大きく。見てみたいですね。

たぶん、私なんかは子育てのとき「手を出しちゃうタイプ」。だけど、松浦先生は「見守るタイプ」。そこが、子育てというか、人間力を作っていくと思うのね。だから、私、もう一回子育てをしたいんだけどね、もう無理じゃん。どうする?

せいじ:そういう方は、空いた時間に「ひだまり教室」に来て、子どもたちのフォローをしていただくと。

ちゃみ:そうだね。そういうことですね。

はい。また、子育てとかね、何か、こんなのどうだろう?わからないな、っていうこととか、相談にものってくれると思うので。ですよね?

せいじ:はい。はい。

ちゃみ:はい。また、よろしくお願いします。この発展を応援しています。

それでは、「ちゃみのトークパラダイス」でした。さようなら!松浦先生です。

あ、これで(今日の放送は)終わりって言うのを忘れちゃった。

やいづTV「ちゃみのトークパラダイス 22 松浦 静治」(YouTube)

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