30分番組の文字起こしです。

やいづTV「ちゃみのトークパラダイス」 2022.08.16日(火)放送 (YouTubeへ)

↓↓↓↓↓文字起こししたものです。

ちゃみ「本日のゲストですよ。松浦先生。私にとっては‘松浦先生’ね。よろしくお願いします。自己紹介をお願いします。」

松浦「よろしくお願いします。松浦静治まつうらせいじと申します。島田市でいろんな活動をしています。実は2回目の出演をさせていただいています。」

ちゃみ「ようこそです。前回、言っていいのかな?教師を辞めて、ご自身で地域の寺子屋みたいな形でいろんな活動をなさっているんですよ。その辺を、もう少し詳しくお話聞きたいと思います。今、どんな感じなんですか?」

松浦「はい。前回、出させてもらったのが2020年10月でした。」

ちゃみ「よく覚えていますね!」

松浦「調べました(笑)。その時は、2020年1月にこの活動を始めて、10か月くらいたったところを報告させていただいたんですが、それから、また更に1年10か月経ったんだなと思って、その間にどんなことをやっていたのかをお話しさせていただけたらと思っています。」

ちゃみ「では、さっそくしてください。本当に、多くの地域のお子様たちといろんなことを形になさって、大きくなってきていますよね。」

松浦「そうなんです。今やっている活動をジャンル分けしてみたら、およそ10個くらいの活動がありました。このテロップは“こんなにたくさんあるんだよ(笑)”っていうためのものですが、今からそれを説明させていただきます。

1.放課後ひだまり教室

 これが、活動の一番やっている『放課後ひだまり教室』っていうやつですが、さっき紹介してもらった“地域の寺子屋”というものです。放課後の子どもたちが、歩いてこの施設までやって来ます。すごく学校の近くにあるので。そこで宿題をやるのを、私達スタッフや地域のボランティアさんでそれを見守るというのを、2020年1月から始めて、今、2年半ほど継続してやっています。まぁ、今回に備えて、ちょっと計算してみたんですが、この2年半の間で609日継続しています。年間にしたら240日くらいやっている計算です。のべ人数ですが7,550人の子どもたちを迎え入れました。1日平均にすると12.4人。毎日毎日12人くらいの子どもたちの学習(支援)を、ここで、このコロナの間もずっと続けてきました。」

ちゃみ「今、夏休みですしね。助かりますよね。」

2.長期休みひだまり教室

松浦「ありがとうございます。で、その夏休みとか、冬休み、春休みの長期休みもやっています。朝7時半に鍵開けてます。」

ちゃみ「すごいですね。でも、規則正しくていいですね。学校に行く時のようにね。夏休みだら~んとしなくてよくて。」

松浦「そうなんです。まぁ、それぞれ(の子ども)は都合の良い時間に来るんですが、なぜかと言うと、お家の方がね、お仕事ある方がいるじゃないですか。普段なら、子ども達7時半くらいに登校班の所に送り出して、さあ、遅れないように8時までに仕事という方がけっこういるはずなんですよね。そういう方達が間に合うように、今も7時半に開けています。夕方5時くらいまでが多いですけれど、最長20時までは受入れますよとやっています。」

ちゃみ「すごいですね。親御さんにとっては助かりますね。」

松浦「そう。こういうのが必要だろうと思って。」

ちゃみ「本当に、勉強は見てもらえるわ、仲間はいるわ、話し相手はいるわ、大人もいるわ、子どももいるわ。すごい良い環境ですよね。」

松浦「子どもたち同士で遊び合ったり、“ねぇ、どんな自由研究やってるの?”なんて情報交換したり。そういう場所になっています。

3.4.フリースクールひだまり教室・ひだまりベイス

 それからですね、『フリースクール』も実は始めました。2021年の9月から受入れたんですね。要は、不登校とかで学校になかなか行けない子たちの、平日昼間の。」

ちゃみ「これは小・中・高?」

松浦「うん。あの、特に制限は設けていません。でも、今までは小学校4年生の女の子が2人とか、中学校1年生の男の子がとか利用してくれているんですが、こっから(フリースクール)ひだまり(教室)から卒業して、違うところに行ったりなんかして、いろいろ発展もあったりしているんですが。」

ちゃみ「なんか、居場所があって、すごくいいじゃないですか。」

松浦「そうなんですよ。ここきっかけで、また新たなステージに進んでいるな、と思っています。」

ちゃみ「いろんな選択があっていいですね。」

松浦「今、日本って、要は不登校になっちゃうと、他に学ぶ場所がほとんどないんですよね。まぁ、フリースクールとかオルタナティブスクールと言われるものが、各地にでき始めてはいるんですが、まだまだ数が足りないし、もっといろんな学び方があってもいいんだろうと私は思っていますね。

5.キャンプ体験教室

 それから、この前も紹介させてもらったんですが『キャンプ』。コロナがあって、最初の頃は家族単位でテントでって、他の人と交わらないようにしてたんですが、この頃は解禁して“子どもだけ出してもいいよ”として、キャンプやっています。この夏休みの7月30-31日も、この前キャンプ教室をやりましたね。子どもたち10人来て、お料理作ったり、小川で魚釣りをしたりして楽しくやりましたけれど。」

ちゃみ「そういう体験がなかなかできないところにあって、いいね。幸せですね。自然の中で遊べるって。」

松浦「そうですね。あの(前回の出演)時は“1回目のキャンプ教室をやりましたよ”って報告させていただいたんですが、これまでに11回実施しています。」

ちゃみ「楽しみにしている子もいたりしてね。」

松浦「参加者も118人でした。1回11人くらいずつ来ているんだなと思って。」

ちゃみ「たくましくなりそう。」

松浦「そうなんですよね。今、学校とかがキャンプとかの体験が少なくなってきて、“じゃあ、子どもたちに体験をちゃんと提供する場所ってどこなんだろう?”っていうと、なかなかないと思うんですよね。」

ちゃみ「家族でね、キャンプに行くっていう、なかなかそういう家族ばかりではないですもんね。」

松浦「そうですね。お父さん、お母さんがやったことないと、二の足を踏んじゃうんだけど、そういう初めての人をサポートするよっていう場所でもありたいし、子どもたちにそういう体験を提供できる場にしたいなと思っています。」

6.農業体験教室

松浦「それからですね、これは『農業体験』です。これは、今年、念願の田植え。」

ちゃみ「田植えの前にどろんこ遊びはしなかったんですか?」

松浦「あ。それね。それは…、やりませんでした。これはね、いろいろ難しいんです。水が(田んぼに)来る時期って決まっていて、水が来てからじゃないとどろんこ遊びはできないし、どろんこ遊びをしちゃうと、今度(田植えをする前に)もう一回平らにならさないといけなくて、そこまで体制が整っていないんですが。今年は、とにかく、とりあえず田植えだけやりました。最初からずっとやりたいなと思っていた田植えを、島田市の方の協力を得ながら、やらせてもらうことができました。

 これ(真ん中の写真)はトウモロコシで、これ(右側の写真)はサトイモかな。サトイモを掘り起こして。なかなか大きいのを掘り起こしています。」

ちゃみ「動物とかって来ないんですか?」

松浦「あ、来ます。イノシシが来て、サツマイモをやられて全滅したっていうことがあります。」

ちゃみ「でも、そういうのも子どもがね、そんなこともあるんだっていうことが分かって。自然と共存していくっていうね。」

松浦「いつも食べられるばっかじゃない、って。(金銭的に)痛いのは私ですけれどもね。子どもは痛くもかゆくもないかもしれないですが。」

7.もの作り体験教室

松浦「それから、『もの作り体験教室』も、前回いろいろやってるんですよって話をしましたが、これ(左の写真)は梅干しとか梅ジュース。これ(真ん中の写真)はおそば打ち、これ(右の写真)は門松かどまつ作りでね。」

ちゃみ「何か、大人でもね“やりたいわ”っていうことばかりですね。」

松浦「そうそう、そうなんですよ。それが狙いでね。大人の好奇心をくすぐってやろうみたいな。」

ちゃみ「子どもと一緒に、親子で作るのっていいよねぇ。」

松浦「そうなんですよ。ここに“梅ジュース作り”も書いてあるんだけど、実は“梅酒”を作ってもいいんですよ。大人の方がね“梅酒作りたいわ”っていう人もいるだろうと思って。はい。そう。だから、みんなして、こういう体験を通して楽しい思い出をね、作ってもらいたいです。」

ちゃみ「そうですね。コミュニケーション力もアップしますし。お料理上手な大人になりそう。」

松浦「そうそうそう。子どものうちに身に付けておいた方がいいって思う技術というかスキルってね、ぼくはNo.1で“料理”だと思うんですよね。料理ができるようになっていれば、大人になって、かなりのことが困らないと思うんです。昔みたいに“料理は女性”みたいなそんな時代じゃなくなっていますしね。料理って楽しいですしね。」

ちゃみ「ましてや梅とかね、ミネラルとか、こうじとかね、体にいいものだし、伝統文化っていう意味で門松とかも。」

松浦「そうなんですよ。それこそ、これを組織的・計画的に提供しているところって、あんまりないかな…と思うんです。」

ちゃみ「子どもたちに対してね。」

松浦「そうです。それを目指しています。これも、今まで11回やって148人の人が参加してくれました。集計してみたら、そうでした。」

8.地域探検

松浦「これは『地域探検』です。島田に“諏訪原城すわはらじょう”っていう徳川家康と武田信玄が争ったというお城跡しろあとがあって、そこに探検に行ったり。これ(真ん中な写真)は千葉山どうだん原の方ですね。智満寺ちまんじとかね。そこに探検に行って。これは伊太和里いたわりの湯を出発とゴールにしているので、ゴールしたら伊太和里の湯に入って帰れるっていうね。これ(右の写真)は千葉山の十本杉じっぽんすぎの一つですね。国の天然記念物でなんすけれどね。大きい杉が立っているというのを歩いて見に行ってくるっていうね」

ちゃみ「地元の歴史も知れるという。」

松浦「そうなんですよ。地元にこんな場所があったんだということを、意外に知らないんですよ。」

ちゃみ「と、思いますね。新たな発見。子どものうちからね、地元愛っていうかね。歴史を知れるっていいですよね。」

松浦「そうなんですよ。あの。ぼくがね“教育”というか、“子どもに育てておきたいもの”っていうのは、国語や算数の知識なんかよりも、“人を好き”とか“人に対する信頼感”と、“地域が好き”」

ちゃみ「地元愛」

松浦「そうそうそう。そういうものを育てて、大人にして社会に送り出すっていうのが使命なんじゃないかなと思っていて、そういうためには、こういった地域探検というのは、ぼくにとっては外せない。」

ちゃみ「愛あるものですね。あと、生きる力とかが育まれるって感じがしますね。それが一番必要ですよね。」

松浦「自分の心のベースとかね、帰るべき場所っていうかね、そういうものがあるっていうことが、やっぱり将来的に、その人の生きていく糧になるんじゃないかと思って。」

ちゃみ「こうじゃなけれりゃいけないというレールじゃなくして、こういう道もあるんだよ。別にみんなと一緒じゃなくていいんだよ。自分の生き方でいいんだよっていうね。そういう場所があるってことは、子どもたちにとって幸せなこと。今までそういう場所がなかったから、なんか自分は外れているとか、わからないけど、そんな風に思っている子がいるんじゃないかという想像だけれど、小さくなっちゃっていて、ていうじゃなくして、いいんだ。これでいいんだ。あれがやりたい。これがやりたいっていう、なんかそういうのって、本当に大切だと思います。」

松浦「本当にそうなんですよね。ちょうどね、次にその話が来るんですが(笑)」

ちゃみ「失礼しました(笑)」

9.地域型クラブ「クラブSOJI」

松浦「いえいれ。ホントホント。いい前振りをいただきました。“自分てこういうことが好きなんだ”とか“自分てこんなことを楽しいと思うんだ”ということ。まあ、ちゃみさんなら“ダンスとか、演劇とか、きっとそういうことだ”ってなると思うんですけど、じゃあ、そういうふうに“自分がこれ好きなんです”っていうものを、みなさん持っているかっていうと、たぶんないんですよね。“あなたの好きなことは何ですか?”って言われて、“いや、趣味ないんだよね”ってね。」

ちゃみ「“食べることです”とかね。」

松浦「まあ、それはそれで悪くはないんですけれど。“趣味って聞かれてもな”っていう人はけっこう多いと思うんですが、実は子どもたちもそうで。でも、子どもたちって高校から大学を選ぶ時に、“あなたのやりたいこと何ですか?”“あなたが学びたいこと、将来なりたいものって何ですか?”“それによって大学を決めなさい”ってね、言われるのに、“やりたいことは特にない”ってね。“給料高いのがいいけど、仕事がつらいのは嫌”とかね。何でかって言ったら、“やりたいものを探させてもらってないじゃない”ってぼくは思うんですよね。みんながみんな同じ教科書を預けられて、それをどれだけ覚えたかを競わされて」

ちゃみ「テストでね。」

松浦「うん。で家に帰って“まず宿題”っていう話なんですよね。家に帰って“あなたの好きなことをやりなさい”ではないんですよね。」

ちゃみ「“宿題やってから遊びに行きなさい”」

松浦「そう。遊びに行くならね。じゃあ、子どもたちはどうしているかというと、まあ宿題やるだけやったら、ゲームかYouTubeかTikTokですよね。」

ちゃみ「え、実際、松浦先生が教員をやっている時は、どんな先生だったんですか?やっぱりマニュアル通りな感じですかね?」

松浦「あ、ぼくは教員だった時は、勉強では困らない子にしようと思って。ちゃんと勉強がわかる子にはしようとしていました。学校でできることは。みんながちゃんと勉強を分かっていれば、とりあえず今の日本の教育制度の中では何とかやっていけるはずということで。だから、勉強が分からないんだっていう子には、本当に全力でサポートしていたんですが、でも、“あなたの好きなことは何だ”とか“あなたはどう生きたいんだ”っていうのはやれなかったって思うから、学校を出た(退職した)んですけれどね。」

ちゃみ「“こういうことがしたい”って思ってね。強い気持ちで。でも、教育現場でも“アクティブラーニング”とか多くなってきてはいますが・・・て感じですよね。」

松浦「そうですね。まだね、“それ、やりましょう”って文部科学省とかは号令は出しているんですが、“そんな時間どこにあるの?”っていうのが現場の感覚で。“そんなのやる時間ないじゃん”“教科書終わんないじゃん”っていう」

ちゃみ「そうですね。」

松浦「で、子どもたちが自分の課題を見つけて学ぶには、教員のお膳立てとか準備がどうしても必要なんですけれども、準備やお膳立てをする時間もないんですよね。なので、“それを学校がやるんじゃなくて、地域でやればいいんじゃない?”っていうのがぼくの今の想いで、“それをやる場所をぼくが提供しますよ”というためにやってきて2年半経ったと。」

※追記(トークパラダイス内ではお話できなかったのでテキスト版で追記します)
松浦「それで、”自分が好きなこと・やってみたいことを探す場所”として、”地域型クラブ『クラブSOJI(素地)』”というのを立ち上げました。今は”英語クラブ”と”プログラミング&英語”の2つがあります。これは、自分がやってみたいと思うことを、地域の仲間と一緒にやろうというクラブ活動です。他にもいろんなクラブが立ち上がったらいいなと思っています。”料理クラブ”や”お菓子作りクラブ”、”鉄道クラブ”や”歴史クラブ”なんかができたらいいなと思っています。
※追記以上

ちゃみ「私思うに、どうしてこの場所なんですか?」

松浦「あ、この場所。…場所は“自分の住んでいる地元”」

ちゃみ「もともと地元?」

松浦「ぼくは今、島田市の金谷かなや地区に自宅があって、その島田市の金谷地区で、このグループホーム陽だまりさんっていう所に場所を借りてやっていて、島田市(金谷地区)の童子沢親水公園わっぱざわしんすいこうえんっていうところでキャンプをやってね。地元にこだわっていて。なぜなら、“自分の地元で、住んでいる人が工夫を凝らせば、いろんなことを子どもに提供できるんじゃない?”っていう想いがあってね。ぼくはたまたま金谷かなやっていう地区に住んでいるから金谷っていう地区でいろいろやっているんだけど、別の場所に住んでいて、“そうだな。子どもたちにこういうことを提供したいな”って思う方は、“自分の地域で何が提供できるんだろう?”って考えてもらえばよくって。」

ちゃみ「そうなんだ。“モデル的”なね。これがね。先生のところがそうやってね。そういう方が増えてきて、そうしたら先生のところに伺えばいろいろね。」

松浦「そうなんですよ。“一緒にやろう”っていう人が増えて欲しいなと思っていて。」

ちゃみ「金谷かなや担当。どこどこ担当ってね。」

松浦「そう。今ですね、島田市の元島田もとしまだの方で、“ひだまり教室の妹校(KazeNaroカゼナロ)”って言ってくれて立ち上げてくれた方がいてね。」

ちゃみ「そうなんだ。そういう輪が広がっていきそうですね。」

松浦「そうなんですよ。あと、金谷の地区社会福祉協議会さんも、子どもの居場所として駄菓子屋さんを始めていて、いずれは学習支援もやりたいって考えていてくださっていてね。姉妹校ができてきつつあるというか、そういう動きができつつあるなぁと思っています。」

10.ひだまりカフェ

松浦「そして、最後は『ひだまりカフェ』ってね。」

ちゃみ「はい。私、(そこでランチを)いただいたことありますよ。」

松浦「今もがんばって、このコロナ禍でやっていますが。子どもたちに無料のおやつ提供とかしてくれていますし、先日夏休みに入った頃に、カレーの無料提供ってね、そんなこともやっています。」

ちゃみ「このね、構想はいつごろからですか?」

松浦「えっとね。このグループホーム陽だまりさんをやっている認定NPO法人フリースペース・うぇるびーさんが5年くらい前にそのグループホームの経営を引き継いだ時に、誰でも利用できるカフェとして“ひだまりカフェ”を開設したんですよね。障がいのある人だけじゃなくって、地域のお年寄りや子どもも来て欲しいっていうことで子ども食堂を始めた。たまたま広報誌でそれを知った私が“手伝えることないですか?”と言って、“もっと子どもたちが来てくれたらうれしい”っていうことに対して、“じゃあ、宿題を見るような場所にすれば、子どもたちいっぱい来ますよ”ってことで始めたのが2020年の1月だったですね。」

ちゃみ「そのころはまだ教師?」

松浦「うんと、2019年3月いっぱいで辞めて、4月からどうしようかなって考えていて、9月だったか10月にね、ひだまりカフェさんと出会ったんですよね。半年くらいしてね。まあ、教員を辞める前にね、それこそ5年とか10年とか“教育はどうあったらいいのかな?”ってずっと考えていた中で“地域のみんなで子どもたちを育む方法が取れないかな”ってずっと思っていたのが、そのひだまりカフェさんとの出会いでね、じゃあ、ここでやってみようじゃないか、っていうことになって、そっから更に2年半経ったところですね。」

ちゃみ「じゃあ、松浦先生の想いがどんどん現実に。すごい、いいじゃないですか。幸せですね。」

松浦「そうですね。」

ちゃみ「幸せなら手を叩こう、って」

松浦「パンパンって(笑)あの、まあ、収入的にはなかなか厳しいものがあって。」

ちゃみ「でも、ほら、ね。パートナーのね、理解があって。」

松浦「そう。妻がね。学校教員をやっていてくれて。」

ちゃみ「そこも幸せだよね。」

松浦「ありがたいことですね。ただね、新たな課題が出ていて。今、場所を借りているところが、B型作業所というところがあるんですけれど、そこが“人(従業員)が増えるもんで、場所を拡張したい。ついては今、貸している場所を空けてくれないか”と言われていて。それが、“一応3月くらいを目途に、年度が変わる辺りで出てくれないか“と言われていて。」

ちゃみ「ぜひ、金谷地区の皆様、これを見ていて“あ、ここ空いてるよ。ここあるよ。ここ空き家だよ。使っていいよ”とかね。そういう方いらっしゃいましたら、ぜひご一報を。」

松浦「そうなんですよ。“この場所でやっていいよ”って言ってくれる方がいたらいいなって。」

ちゃみ「お待ちしています。連絡をください。」

ちゃみ「今後のね、何かまだあります?やりたいことって?」

松浦「あぁ、そうですね。今後は、これをね、収入的に何とか、ちゃんともうちょっと形にしていくってことと、何より続けるってことをねやっていきたいのと、それこそ、第二、第三のひだまり教室とか、姉妹校とかね。広がって欲しいなと思っています。」

ちゃみ(コメント朗読)「“素晴らしい活動を続けていますね。全国に広げてください”はい。ありがとうございます。“のずみんさん”ということです。全国に届けたいですね。」

松浦「そうなんですよ。教員を辞める時に、そのくらいの覚悟で辞めているんでね。“日本の教育、変えてやるぜ”みたいな思いはあって。」

ちゃみ「のずみんさんも“教えている立場の人”ですね。留学生とかね。」

松浦「あぁ。コラボできたらいいですね。」

ちゃみ「“コラボできたらいいですね”ってことですよ。ハイ。」

教師×転職

松浦「1個ね、言い忘れていたのが。あの、『教師×転職』っていう本が、東京の出版社から出たんですが、これにぼくの書いたのを載せてもらっていて。ちょっと、見開き1ページですが載っているんです。」

ちゃみ「ちょっと、こう開いて見せてもらってもいいですか?『教師×転職』ですって。こちらの本に松浦先生の活動が載っています。“学習支援教室”ですね。“設立”“教師から”。この本は、教師から、何かに転職なさった方がたくさんいらっしゃるんですか?」

松浦「そうそう、今ね、教員を辞めたいなとか、どうしよっかなって考えている人が全国的にたくさんいて、そういう人たちのために、この出版社が企画したんですけど、たまたまそれをSNSで目にして、じゃあってぼくがやっていることを、ちょっと送ってみたら採用してもらって、載せてもらったっていうことで。」

ちゃみ「行動力がね、必要ですね。やっぱね、こういうのやりたいとかね、アクションをおこせば形になっていくっていう本当の実例です。」

松浦「アマゾンとかで売っているようなので、手に入れてください。」

ちゃみ「そんなこんなで、時間となりました。今日はありがとうございました。」

松浦「ありがとうございました。」

ちゃみ「松浦先生でした。(拍手)はい、この後(のやいづTVの放送)は、でぶマキちゃんぷるーです。ゲストは福祉マンさんかな?よろしくお願いします。」

やいづTV「ちゃみのトークパラダイス」 2022.08.16(火)放送 (YouTube)

やいづTV「ちゃみのトークパラダイス」2020.10.06(火)放送回へ(ブログ)

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