静岡新聞 賛否万論のキュレーター(ご意見番)に選んでいただいての5回目の投稿が掲載されました。

今回のテーマは「先生の残業代 どうあるべき?」

時間外労働を計測してその分を「残業代」として支払うのか、「教職員特別給」として何パーセントかを上乗せするのか?

「残業代」だと、家庭への持ち帰り分はどう計測するのか?残業時間の上限管理が可能なのか?と言った問題があります。「教職員特別給」だと、「定額働かせ放題は変わらない」という問題や、「残業せずに帰っている人は丸儲けじゃないか」という課題もあります。

そこで、私の提案は「教員の勤務は午前中までで、給料を減らす」「その分、教員に副業を認める」という案です。以下、投稿を転記しましたので、御高覧いただけたら幸いです。

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 学校の教員は家庭に持ち帰って仕事をしていたり、自己のスキルを高めるために休日を使って研鑽を積んでいたりで、「残業」として時間を計測しにくいという現実があります。ですから、「残業代」ではなく「教職員調整額」という考え方には一理あると思います。

 しかし、問題なのはそこではありません。とにかく仕事が多すぎる。やってもやっても終わらないのです。社会が学校にあまりにも多くのことを押し付け過ぎているからです。その解決方法があるとしたら2つだと思います。1つは教員を増やす。もう1つは仕事を減らす。

 今の日本の財政状況からして、教員を増やすのはなかなか難しいでしょう。しかし、仕事を減らすことはできると思います。

 それは、学校の授業は午前中までにするという方法です。そして、午後からは学校の校舎を地域に開放して、子どもも大人も共に学ぶ有料の生涯学習の拠点としたらよいと思うのです。

学校でおこなってきた生活科や総合的な学習の時間、新たに導入された英語やプログラミングは学校ではなく地域でおこなったらよいと思っています。そこで子どもと大人が一緒に料理を学んだり、一緒に英語やプログラミングを学んだりするのです。私はそれを地域型クラブ活動と呼んでいます。

 この結果、教員の仕事は午前で終わるので給料を減らします。その代わり、教員に副業を認めます。教員が、午後は自分の特技を生かして地域型クラブ活動の講師をしたら、そこで収入が得られるようにするのです。それによって、部活動の地域移行もできるようになるでしょうし、大人のリスキリングもできるようになるでしょう。

 ただし、この場合、お金のない人は地域型クラブ活動に入れないという心配があります。そこは行政が補助をすべきところだと考えます。

 私は今、島田市で放課後ひだまり教室を行っています。学校を終えた子どもたちがやってきて宿題をするのを地域の人が見守ります。そして、月曜日に「手作りクラブ」火曜日に「プログラミングクラブ」金曜日に「英語クラブ」を開催しています。さらに「料理クラブ」や「鉄道愛好クラブ」「歴史研究クラブ」なども作りたいと思っています。このように、子どもと大人が一緒に学ぶ場所が作れれば、学校の教員の負担は減らせると思うのです。

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投稿の際に「長くなったので、冒頭部分や末尾部分は必要でしたら削除いただいてもかまいません」と追記しましたら、上記の太線の部分を「全体のスペースの関係で省略させてもらう」という連絡をいただいておりました。

まぁ、紙面で私の事業の宣伝は載せられなかったようです💦

今回のキュレーターとしての文章を書くにあたり、「誰かが〇〇すれば」というのは、極力書かないようにしてきました。自分ならこうする、自分はこうやっているという視点で書いてきました。ですから、「地域で子どもを育む仕組みづくり」「地域のみんながつながる居場所づくり」をすることが、さまざまな課題の解決につながるのではないかと思って、今、挑戦しています。

御高覧いただき、ありがとうございました。

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