2024年3月23日(土)-24日(日)にわっぱざわ親水公園でキャンプ体験教室を開催しました!
今回は開催数日前に申込者さんから「雨ならどうなりますか?」というご質問のLINEが。天気予報を見てみると土日は雨予報☔😳
「雨でも、参加者さんがキャンセルしなければ開催しますよ」
とお返事しました。すると、
「子どもたちは『雨でも行きたい!』と言っていたので喜びます!」と返ってきました。ということで開催です💦
始まりは雨
初日3月23日(土)は朝から雨が降り始めました☔
集合時刻の14時。参加者さんが集まってきました。今回は男の子の兄弟とお友達の3人。
まずは荷物運びを手伝ってもらいます。
カッパを着て、うれしそうにリアカーをひいています。この兄弟は家族で何度もキャンプをしたことがあるそうですが、今回は子どもだけのキャンプに挑戦です。
そしてテントの設営。今回は高い防水性を期待してスノーピークのアメニティドームを使用しました。
テントの設営が完了したら、カッパを脱いでテント内に寝袋を敷きます。
寝袋を敷いて、毛布も用意して、寝床が完成しました。
次はリビングの準備です。
タープを張ったら、雨が小降りになってきました。タープの下にテーブルとイスとコンロを設置します。
肌寒いので焚き火を始めます。お友達はこれが初キャンプ。でも、バーベキューはやったことがあるそうで、火のつけ方は上手でした。
しばし焚き火にあたってくつろぎタイム。
雨が止んたから川遊びを始めよう
そして、気がつけば雨はすっかり上がっていました。そこで川遊びをすることに。
「水着持ってきた?」
「持ってきてねぇ」
「ま、いっか、パンツで」
ということで、3人ともパンツになって川遊びを始めました!
柔らかな日がさして、透明な水が流れています。木には新しい葉が萌え出て、彼らの頭上の山桜は咲き始めています。大自然は春を告げてくれていますが、子どもたちに理屈は必要ありません。ただ、そこに浸っているこの経験が大切なのではないでしょうか。
竿を用意して釣りに挑戦です。ミミズが見つからなかったので、パンをエサにしています。魚影は見えましたが、残念ながら釣れませんでした。
夕飯を作ろう
17:40。さぁ、夕飯作りに取り掛かります。ひだまりキャンプ体験教室の夕食の定番はカレーです。
まずは野菜を洗いましょう。
ジャガイモの皮をピーラーでむいています。
「俺、ジャガイモの皮をむくの、苦手なんだよなぁ」
「苦手でもがんばれ!そのために来たんだろ」
子どもたちの会話です。私(松浦)は見守っているだけです。
18:45。夕飯ができました!ご飯も上手に炊けています。
カレーもおいしくできました!
「うめぇ〜!」
「超うめぇ!」
「うわ、マジうめぇ!」
うめぇ!の三段活用で自分たちが作ったカレーに感動しています!
カレーの後はマシュマロタイム。
キャンプ初挑戦のSくんは、焼きマシュマロは初めてだそうで、
「うわ!何、このうまさ!」
と、また感動していました。
「よし!食器洗おうぜ!」
「うん!」
と、3人で食器洗いに取り掛かりました。何をするにもポジティブな3人。素晴らしいです!
「ねぇ、テントの中でおやつパーティーしよう!」
「ねぇ、先生も来る?」
私「え?先生はおやつ買ってきてないよ」
「いいよ。ぼくたちのあげるから」
私「え?いいの?じゃあ、先生も入れてくれる?」
「いぇ〜い!」
私も混ぜていただきありがとうございます💦
「ねぇ、また焚き火やろう!」
私「そうそう。湯たんぽのお湯をわかしたいから、火を強くしてよ」
「よし!うちわであおごう!」
「ほら!俺ゴーグルしてる!これなら煙が目にしみない!」
「おぉ!スゲーじゃん!最強じゃん!」
炎と共に子どもたちのテンションもMAXです!
「俺、トランプ持ってきたから、トランプやろうよ」
「お、いいねぇ。何やる?」
「ババ抜きでいいら」
テントに入ったり出たりを繰り返して、時刻は22:20。
「うぁ〜、もう一泊したい!」
「俺、一週間でもいいかも!」
「ねぇ、また来よう?」
「もったいないけど、もう寝るか?そんで、朝早く起きて釣りしようぜ!」
「うん!ねぇ、先生、何時に起きていい?」
私「何時でもいいよ」
「じゃあ、先生は明日、何時に起きる?」
私「君たちが起きたら、先生も起きるよ」
「じゃあ、5時にしよう!」
「ねぇ、4時は?」
「それは早すぎるよ。まだ暗いって」
「じゃあ、5時頃!」
「先生、おやすみなさい!」
私「はい、おやすみ」
2日目の朝は5時30分頃に起床
2.日目3月24日(日)。朝5:30頃に子どもたちがテントから出てきました。
「先生、釣りしていいですか?」
私「はいね」
「うわ!ジャンパーにひっかかった」
「どれ?俺、取れるかやってみる」
「イス持ってきた!」
「ミミズいないかなぁ?」
「釣れねぇなぁ」
「腹へった!」
「朝ご飯作るか!」
7:08。ひだまりキャンプ体験教室の朝食の定番は、ベーコンと野菜のチキンスープ、ウインナー、ロールパンとゆで卵なのですが、
「俺、フレンチトースト作りたい!」
と、いうことで、生卵と牛乳を混ぜて、
食パンを浸してフライパンで焼きました!
と、この後、トラブル発生💦
焼き上がったフレンチトーストをお皿に移すときに、熱いフライパンが手にあたってしまいました!
「熱い!」
「うぇ〜ん💦💦💦💦💦うぇ〜ん💦💦💦」
私「水で冷やしな。熱かったね。痛いら。でも、そういうこともあるだよ。」
ひっく、ひっく、、、
起きてしまったことはしかたありません。ましてや、それを「何してるの!」なんて叱るのは止めましょう。わざとやった訳でも、ふざけていた訳でもありません。事故はおこってしまうものです。
「じゃあ、俺もフレンチトースト」
「じゃあ、俺は目玉焼きをパンにのせて、って、うわ!崩れた!うわ!何か俺が思い描いていたものとだいぶ違うものになってる!
ま、いっか!」
7:52。おいしい!
8:29。昨夜残しておいたマシュマロを朝も。
9:40。今度はサワガニを探しに。
「あ、カエルいた!」
「どれ?」
「捕まえて!」
「うわ、ちょっと手でさわるのは無理!」
「あ、サワガニいた!ちっちゃ!(小さい)」
「ほんと!マジちっちゃ!」
この後、ミミズも見つけて、魚釣りのエサにしました。
10:40。さぁ、間もなくキャンプ体験教室の終了時刻です。子どもたち3人でテントをたたみます。
雨で濡れていて重いですが、3人でがんばりました。
活動を振り返って
今回は天気予報に反して8割の時間は雨が降らず、キャンプを楽しむことができました。山桜が咲き始める春の始まりの穏やかな自然の中に浸って、思い切り活動することができました。
意欲満々の3人で、テントの設営も川遊びも調理も撤収も意欲的に活動していました。
子どもだけキャンプに挑戦したYさん兄弟も、キャンプ初挑戦のSさんもとっても楽しかったそうで、「また参加したい!」と言ってくれました。
今回のキャンプ体験教室で彼らが何を学んだのか、それはわかりません。でも、この経験が自信となって、たくさんのことに挑戦していって欲しいと思います!
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