2024年4月27日(土)-28日(日)に童子沢わっぱざわ親水公園しんすいこうえんでキャンプ体験教室2404を開催しました。

14時集合。今回は体調不良のキャンセルが出てしまいましたが、子どもたち6人が参加してくれました。そのうち5人がリピーター。そして1人は誘われて参加したお友達。何度も参加したくなるキャンプ体験教室のようです!

テントを立てたら、マットと寝袋を敷いて寝床を確保します。

テントの準備が終わったら、さっそく川遊びへ。

キャンプ初参加のTちゃんも魚釣りに挑戦!ヨシノボリ(ハゼの仲間)を2匹釣りました。

「先生!針と糸をもらえませんか?この木にしばって釣り竿にしたいので」

って作った自作の釣り竿でも魚が釣れました!

みんなで川遊び!今回は2つの小学校から参加した子どもたちですが、もうこの頃には仲良くなって、一緒に活動をしていました!

川遊びをして、少し寒くなったので、焚き火を始めることに。

その準備を始めたら、薪割りが楽しくなっちゃったようです。

前回、参加したSくんがTちゃんにやり方を教えてあげています。

17時。夕飯の準備を始めます。作るのはカレーライス。私は材料を渡したら「はい、どうぞ」だけ。あとは子どもたちが作ります。

今回はさすが複数回参加組。分担して手際良く作っています。

参加人数が少なめなので、一人一人がやれることがたくさんあります。

じゃがいもの皮むき、玉ねぎの皮むき、にんじんの皮むきをして、包丁で切ります。

火起こしも上手です。先ほど割った薪も大活躍です。

17:35。飯盒とカレー鍋が火の上に置かれましま。なかなか順調です。

じゃがいもの皮を油で揚げてフライドポテトを作っています。子どもたちのやってみたいを、なるべく実現させてあげようと思っています。

こちらは、昼間に釣ったヨシノボリを唐揚げに。

18:30。辺りが薄暗くなってきた頃に夕飯が完成しました。さぁ、いただきます!

この日、隣でバーベキューをしていた外国人のグループが犬を連れて来ていました。

家で犬を飼っているSくんが、「ねえ、犬をさわらせてもらっていい?英語で何ていうの?」の質問してきたので、

「Can I touch your dog?」かな、と教えたら、さっそくSくんが

「Can I touch…」

と言い掛けたら、

「あぁ、日本語で大丈夫だよ。さわっていいよ!」

と答えてくれました。

その後、この方たちはブラジル人だと言うことがわかりましたが、バーベキューで焼いたエビをくれたり、ウインナーやお肉をおすそ分けしてくれたりと、子どもたちにたくさんサービスをしてくれました。

子どもたちは

「ブラジルの人ってめっちゃ優しい!」

「すごい、いい経験ができた!夢みたい!」

と、大喜びでした!

その後は、マシュマロタイムと花火タイムを楽しんで、子どもたちみんなが一つの焚き火を囲んでトークタイムになりました。

それぞれがやっている習い事や、飼っている動物、学校の様子、やっているゲームの話。

22時を過ぎる頃には、「もう寝るわ」と一人、また一人とテントの中に行き、24時頃にはみんなテントに入ってやがて眠りにつきました。

2日目、4/28(日)。6時前にテントから出てきた子どもたち。「寒いから」と、まずは火をつけます。

「もう、朝ご飯を作ってもいいですか?」と、M小学校チームは6:30に朝食作りに取り掛かりました。

I小学校チームは少し遅れて7時頃か、朝食作りに取り掛かります。

7:15朝食完成。おいしく出来ました!

こちらは、昨夜最後まで起きていたYくんを起こして8:00に朝食開始です。

朝食が終わったら、先にキャンプの片付けです。

「先生、テントが袋に入りません。手伝ってもらえませんか?」

私「はいはい。行きますよ」

と行って、そこへ行きますが、私は手伝ったりはしません。

私「あ〜、ちゃんとたたまないと袋には入らないね。さぁ、もう一度二人でテントを広げてごらん」

私「そうそう。二人でその角を持って、こっちに折り畳んで。うまい、うまい」

私「空気を抜かないと、袋に入らないからね。そうそう。空気が抜けてきた。いいね」

私「そう、上手、上手。きれいにたためたじゃん!これなら袋に入るよ!素晴らしい!」

『褒めて育てる』ことの一例はこういうことだと思うのです。コツを伝えて、見守りつつ、褒める。

『丁寧にやらないから入らないんだよ!』『もっと丁寧にやりなよ!』『そんな雑なやり方じゃ入らないよ!』と否定語を並べるよりも、お互いに気持ちいいと思うのです。

I小チームも食事が終わってテントの片付け。こちらは6年生4人で協力してやっています。

食器も調理器具も洗ったら、後は自由時間です。

日も当たってきました。4月の川はまだ冷たいですが、完全に川に潜って泳いでいます。

持参したシャボン玉で遊んだり。

楽しい時間はあっという間。

終了の11時まで目一杯遊んで、今回のキャンプ体験教室は終了しました。

このキャンプ体験教室で子どもたちが何を学んだのか。それはわかりません。

でも、友達と何度もキャンプ体験教室に参加してお互いを良く知ることができたり、たまたま隣でバーベキューをしていたブラジルの方と楽しく交流ができたり、初キャンプの友達にいろいろと教えながら、自分のスキルを確かめたり。

そんな経験になってくれたらいいなと思います。

3連休の前半2日。スポーツ少年団や習い事、家族とお出かけなど、いろいろな選択肢がある中でも、キャンプ体験教室を選んで参加してくれて嬉しいです。

子どもたちに、豊かな体験を提供していけるように、これからも続けていきたいです。

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