金谷北地域交流センター 多目的室

認定NPO法人フリースペース・うぇるびーは障がい者福祉の増進を目的とした団体ですが、「障がいがある人もない人も自分らしくいられる地域社会を」を理念に掲げ、障がい者のためのグループホーム陽だまり内に‘ひだまりカフェ’を開設して「子ども食堂」や「みんなの居場所作り」などを行っていました。

その‘ひだまりカフェ’に私(松浦)が「何かお手伝いできることはありませんか?」と声を掛け、「もっとたくさん子どもが来てくれたらうれしいのだけれど」ということから、放課後の学習支援「放課後ひだまり教室」が始まりました。

2020年1月から始まった「放課後ひだまり教室」は、はじめは30畳の和室の大広間で実施しました。そこでは、宿題をしにきた子どもたちと、グループホームに入居している方との素敵な交流も生まれていました。

しかし、今回の新型コロナの流行を受けて、入居者さんとの接触を避けるために2021年1月から会場を北棟の個室2つに変更して継続してきました。

B型事業所りんごさんの拡充

放課後ひだまり教室を実施している北棟の並びには「就労継続支援B型事業所りんご」さんがあります。2023年4月から、そこの人員が増えることとなり、その作業スペースが必要になりました。そこで、放課後ひだまり教室が使っている個室2つをそれに充てることになりました。

放課後ひだまり教室の場所探し

2022年の7月中旬から、皆さんにも呼びかけて放課後ひだまり教室の移転先となりうる空き家の情報を寄せていただきました。しかし、残念ながら9月20日現在、見つかっていません。

そこで移転先の空き家が見つからない場合にはと考えていた「金谷北地域交流センター」で部屋を借りて実施することにしました。←空き家が借りられることになったので、そちらで実施します(2023.3.6)

夢づくり会館ではない理由

候補として「夢づくり会館」もありました。グループホーム陽だまりの隣ですし、ひだまり教室からわくわく体操教室へ通う子もたくさんいます。

しかし、最大のネックは月曜日が休館日だということでした。これまで放課後ひだまり教室は月〜金の平日全てで子どもを受入れてきましたので、「月曜日はなし」という訳にはいきませんでした。

金谷北地域交流センターの会場費

「夢づくり会館」もそうですが「金谷北地域交流センター」で実施する場合、会場使用料がかかります。さらに季節によってはエアコンの使用料もかかります。

これまでは、認定NPO法人フリースペース・うぇるびーが会場費も電気代も負担してくれていましたので、それを受講料に転嫁する必要はありませんでした。

試算してみたところ、1か月で9万円ほどかかることがわかりました。

これをどうやって支払うのか?現在、「子供の未来応援基金」などに補助金の申請をしていますが、採択されるかどうか結果がわかるのは1月です。→残念ながら不採択でした。

これまでの30分あたり100円の従量制の料金では、毎月の受講料収入がいくらになるのかは月末になってみないとわかりません。しかし、それで「足りなかった」では困ります。

そこで、1曜日2,000円/月の曜日申込み制にさせていただくことにしました。

市営の放課後児童クラブ料金

島田市営の放課後児童クラブは、月〜金の放課後〜18:00利用で9,000円(おやつ代込み)です。しかし、習い事などで利用しない曜日があっても同一料金です。

放課後ひだまり教室は曜日申込み制

そこで放課後ひだまり教室は、少しでもご家庭の負担を減らすべく、曜日ごとに申し込んでいただくことにしました。

例えば、月・水・金と利用する場合は2,000円✕3曜日=6,000円/月となります。

ただし、月・火・水・木・金と平日全部を申し込むと2,000円✕5曜日=10,000円/月と、市営放課後児童クラブより1,000円高くなってしまいます。

そこは、どちらをお選びになるかはご家庭の判断になりますが、より丁寧な学習支援を提供しているという自負はあります。

会場が広くなるので

これまではグループホーム陽だまりの個室を使用していたので、定員を12名としてきましたが、金谷北地域交流センターで部屋を借りると定員を増やすことができます。25人と設定しました。今まではひだまり教室に入りたい人を断っていましたが、2023年度は少し多くの子を受入れられるかもしれません。

もしも空き家が見つかったら

もしも放課後ひだまり教室が移転可能な空き家が見つかったら、そちらに移りたいとは思っています。そうすれば「フリースクールひだまり教室」が実施できるかもしれないからです。「英語クラブ」や「プログラミングクラブ」も同じ家の中でできるかもしれません。→2023年3月5日(日)に空き家が借りられることになりました!

しかし、空き家を借りるにしても家賃が必要でしょうし、電気代や水道代、トイレの維持費などもかかります。その場合でも、月に9万円くらいは必要になるのではないかと思っています。

いずれにしましても、グループホーム陽だまりを出る以上、会場費は必要になり、受講料体系の見直しは避けては通れないものでした。

これまで放課後ひだまり教室をご利用いただいた皆様には、受講料増となり、大変心苦しいのですが、このような事情をご理解いただき、引き続きご協力いただけたらと思っています。

9月下旬に募集する訳

10月3日(月)から市営の放課後児童クラブの募集が始まります。その前に来年度の放課後ひだまり教室の受講料体系を公表することにしました。

この新体系を見て、放課後ひだまり教室にするか放課後児童クラブにするか比較検討していただきたいと思います。

「来年のことなんか、まだわからないよ」とおっしゃりたいと思いますが、申し訳ありません。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年4月からの受講者募集

空き家が借りられることになりました!

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ひだまり教室の会場変更の経緯」への2件のフィードバック

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